MCTオイルのダイエット効果は、筋肉を保ちながら脂肪を落とす!
MCTオイルは、「飲むだけで痩せる!」と言われるほど、ダイエット効果が高いと注目を集めています。
あまり聞き慣れないオイルですが、一体どんなダイエット効果があるのでしょうか?
MCTオイルには、いろいろなダイエット効果がありますが、そこには効率的に痩せる理由がたくさん詰まっています。
その中でも、「食欲を抑える効果」と「筋肉を保ちながら脂肪を落とす効果」が、ダイエットに適している理由です。
そこで今回は、MCTオイルダイエットのやり方や飲み方、摂取量目安をご説明していきますね。
MCTオイルダイエットとは、一体どんなものなのでしょうか?
目次
MCTオイルダイエットの効果とは、我慢しないで痩せる方法
MCTオイルダイエットには、どのような効果があるのでしょうか?
それは、おもに2つあります。
MCTオイルダイエットの効果は、「食欲を抑える効果」と「筋肉を保ちながら脂肪を落とす効果」があるので、かなり効率的に痩せることができます。
食欲を抑えられれば、ダイエットで一番つらい「食欲を我慢する」ことに苦しむことなく、食事量を少なくすることができるのです。
また、筋肉を保ちながら脂肪を落とすということは、代謝が良い状態を保ちながら、脂肪を燃焼できるということです。
ダイエット中は食事を我慢することが多いので、筋肉への栄養が足りなくなり、筋肉量が減ってしまうことが多いです。
でも、MCTオイルダイエットなら、「筋肉量を減らさずに脂肪を燃焼できる」という夢のような作用があるのです。
では、「そもそもMCTオイルとは何なの?」と思っている人のために、簡単にご説明しましょう。
MCTオイルとは?
MCTオイルとはどんなものなのか、簡単にご説明しましょう。
中鎖脂肪酸100%のMCTオイル
MCTオイルは、脂肪になりにくい「中鎖脂肪酸」が100%のオイルです。
中鎖脂肪酸とは、ココナッツオイルに多く含まれていることで知られていますが、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が60%のオイルです。
それに対し、中鎖脂肪酸100%のオイルのことをMCTオイルと言います。
「MCT」とは、「Medium Chain Triglycerides」の略で、ふつうの植物オイルよりも消化・吸収が4~5倍も早く、エネルギーになりやすいという性質があります。
そのため体にたまりにくく、太りにくい効果があるのです。
ちなみに中鎖脂肪酸(MCT)は、ココナッツ由来のオイルなので、ココナッツオイルの一種と言えます。
加熱には向いていないMCTオイル
MCTオイルは、加熱すると150℃くらいから煙が発生してしまうので、加熱調理には向いていないオイルです。
だから、揚げ油などに使うと危険です。
そのためMCTオイルは、でき上がった料理にかけたり、そのまま飲んだりする摂取方法になります。
中鎖脂肪酸の特徴として、無味無臭ということがありますので、生のままでも摂りやすいでしょう。
MCTオイルは意外とカロリーが高い
MCTオイルはダイエット効果があるのに、じつは意外とカロリーが高いんです。
大さじ1杯あたり135キロカロリーもあります。
100gに換算すると、なんと900キロカロリーもあります。
それなのに痩せる効果が期待できるというのは、中鎖脂肪酸による効果です。
先ほども言ったように、中鎖脂肪酸はエネルギー代謝が早いのが特徴なので、体脂肪になる前に消費されていくという性質があります。
そのため体に脂肪がたまりにくく、ダイエット効果が期待できるのです。
MCTオイルダイエットのやり方と飲み方
では、MCTオイルダイエットのやり方をご紹介しましょう。飲み方は、食事にかけたり、飲み物に入れるだけなので簡単です。
では、どれくらいの量で、どんな風に飲めば良いのでしょうか?
1回につき小さじ2杯程度、1日30gを目安に摂取する
MCTオイルダイエットのやり方は、1回につきスプーン1杯程度を摂取するだけの簡単な方法です。
1日の摂取量目安は30g程度なので、3回に分けて摂るなら、1回につき小さじ2杯分になります。
料理にかけたり、サラダのドレッシングにしたり、飲み物に入れて飲んでもOKです。
MCTオイルには、とくに香りも味もないので、何かに入れても気にならないという感想が多いです。
これだけ簡単なら、今すぐにでも始めたくなりますね。
コーヒーや豆乳と混ぜる飲み方
MCTオイルダイエットのやり方は、コーヒーや豆乳に混ぜて飲むのがおすすめです。
ダイエット目的ですから、脂肪を燃焼させる作用があるコーヒーや、美肌効果や便秘解消効果のある豆乳に入れて飲むと良いでしょう。
「コーヒー+MCTオイル+グラスフェッドバター(無塩バター)」というレシピは「完全無欠コーヒー」と呼ばれ、アメリカで話題になっています。脳のはたらきが良くなり、ダイエット効果もあると言われています。
完全無欠コーヒーの作り方は、MCTオイルと無塩バターを、それぞれ大さじ1~2杯程度入れます。
コーヒーは、オーガニックが理想です。
大さじ1杯が15ccですから、この飲み方なら1日1~2杯のコーヒーを飲めばOKです。
ただし、グラスフェッドバターは日本ではあまり手に入らないので、「豆乳+MCTオイル小さじ1~2杯」をコーヒーに入れた「ソイラテ」のような飲み方もオススメです。
MCTオイルを摂りすぎると太る?注意点はあるの?
MCTオイルは痩せる効果があると言っても、カロリーが高いので「太るのでは?」という心配している人もいるかもしれません。
もしMCTオイルを摂り過ぎるとどうなるのか、注意点についてご説明しましょう。
MCTオイル入りの「完全無欠コーヒー」は太るんじゃない?
MCTオイルダイエットで話題になった「完全無欠コーヒー」は、無塩バターを混ぜますよね。
「バターとMCTオイルだとカロリー高くて太るんじゃない?」
という疑問を持つ人もいるはずです。
確かに無塩バターも、MCTオイルも、カロリーが高いので気になりますよね。
- 無塩バターは大さじ1杯で115キロカロリー
- MCTオイルは大さじ1杯で135キロカロリー
無塩バターとMCTオイルを大さじ1杯ずつ入れた「完全無欠コーヒー1杯」のカロリーは、250キロカロリーとなります。
コーヒー200ccで約8キロカロリーですから、大さじ2杯ずつ入れれば、500キロカロリー以上あります。
飲み物1杯で、かなりのカロリー摂取していることがわかります。
でもMCTオイルは中鎖脂肪酸ですから、無塩バターの脂肪分を吸収せずに、満腹感だけをもたらしてくれると考えられます。
これが、中鎖脂肪酸の「食欲を抑える効果」です。
つまり、適量を守っていれば、高カロリーでも痩せる効果があります。
MCTオイルの摂りすぎによる副作用
「MCTオイルに痩せる効果がある」と聞くと、どうしてもたくさん摂ってしまう人がいます。
でも1日の摂取量目安を守っておかないと、下痢や胃痛、めまいや吐き気などの症状が起きる可能性があります。
いくら痩せる効果があるといっても、かなりの高カロリーには変わりないので、体には何らかの影響があるでしょう。
そのためMCTオイルは、適量を守って利用してくださいね。
ケトン体を増やすMCTオイルでダイエット効果アップ!
MCTオイルダイエットの最大のメリットは、ダイエットに付き物の「空腹感」を我慢しなくて良いことです。
また、MCTオイルには「ケトン体」を増やす効果があり、このケトン体が脂肪を燃焼しやすくします。
ケトン体が増えると、通常は糖質からエネルギーになっていくのですが、脂肪から先にエネルギー消費されるように促すことができるのです。
こんなに効果のある「MCTオイル」は、上手に利用したいですね。
- MCTオイルは中鎖脂肪酸100%で痩せる
- 摂りすぎると副作用を起こす可能性がある
- 1日の摂取量目安30gを守ること
MCTオイルダイエット中は、食事にも気をつけるようにするとダイエット効果がアップします。
1週目の食事は、1日あたりの摂取カロリーを1200キロカロリーに抑え、2週目以降の食事は、1日800キロカロリーに抑えると良いと言われています。
低カロリーの食事をすると、体調をくずす恐れがあるので、栄養をしっかりと摂る必要があります。
肉や魚などのタンパク質を中心に、栄養バランスよく摂るようにしましょう。
MCTオイルダイエットで効率的に痩せよう!
MCTオイルのダイエット効果についてご紹介しました。
MCTオイルは、ダイエット効果をギュっとつめ込んだようなオイルです。
上手に利用して、効率的なダイエットを成功させましょうね。
MCTオイルダイエットは、完全無欠コーヒーを飲むのがオススメ。
脳のはたらきも良くなって、ダイエットもできる完璧な飲み物です。