脂肪燃焼スープを食べ続けて、1週間で痩せるというダイエット方法があります。
しかも脂肪燃焼スープをいくらでも食べて良いという方法なんです。
「それで本当に痩せるの?」と思うかもしれませんが、正しいやり方でおこなえばダイエット効果が期待できます。
これは医療プログラムとして開発されたスープなので、ほぼ確実に痩せられます。
ただし1週間以上は続けないことです。
では、詳しくやり方や注意点をご紹介していきましょう。
【1週間メニュー】脂肪燃焼スープダイエットのやり方
脂肪燃焼スープダイエットの1週間メニューを見ていきましょう。
ちなみに飲み物は、ブラックコーヒー・お茶・水・100%フレッシュフルーツジュースのみです。
【1日目】フルーツと脂肪燃焼スープ
バナナ以外のフルーツと、脂肪燃焼スープを好きなだけ食べます。
脂肪燃焼スープは、お腹いっぱいになるくらい食べると効果的だと言われています。
とはいえ限度がありますから、1回の食事で、せいぜい3杯くらいまでではないでしょうか。
かと言って、脂肪燃焼スープを減らし過ぎてもダメです。
【2日目】野菜と脂肪燃焼スープ
豆とスイートコーン以外の野菜と、脂肪燃焼スープを食べます。
夕食には、ベイクドボテトを食べても良いそうです。
フルーツや糖質の多い野菜はNG。たとえばカボチャとか、アボカドとか。
また油と糖質はNGなので、ドレッシングはノンオイルでも厳しいかもしれません。
【3日目】フルーツと野菜と脂肪燃焼スープ
ベイクドボテト以外の野菜と、脂肪燃焼スープを食べます。
バナナ以外のフルーツと、糖質の少ない野菜をいくらでも食べてOKです。
とくにイモ類はNGなので、気をつけましょう。
【4日目】バナナとスキムミルクと脂肪燃焼スープ
500mlのスキムミルクと、バナナ3本。脂肪燃焼スープは、いくらでもOKです。
また4日目は、水を多めに摂るようにしましょう。
野菜が脂肪燃焼スープだけなので、便秘になりやすいです。
【5日目】肉or魚とトマトと脂肪燃焼スープ
トマトはいくら食べても良いとされていますが、6個までにすることをおすすめします。
肉は、なるべくなら赤身肉で、鶏肉の場合には皮はNGです。
肉ではなく、魚にしてもOKです。
脂肪燃焼スープは、いくらでもOKです。最低でも1杯は食べましょう。
【6日目】牛肉と野菜と脂肪燃焼スープ
ベイクドボテト以外の野菜と、牛肉はいくら食べてもOKです。
ただし、脂肪燃焼スープも必ず1杯は食べましょう。
糖質の多い野菜はひかえて、牛肉は赤身肉にするとベストです。
【7日目】玄米と野菜とフルーツジュースと脂肪燃焼スープ
玄米と糖質の少ない野菜を食べます。
脂肪燃焼スープは、必ず1杯は食べましょう。
フルーツジュースは100%果汁で、糖分が加えられていないものを選びましょう。
少しずつ普通の食事に慣らしていく日です。
玄米が苦手な人は、スープと一緒にリゾットにしても良いかもしれません。
そのまま食べる場合には、消化が悪いのでよく噛んで食べてください。
1食置き換えや食前に飲む場合のやり方
忠実に再現した脂肪燃焼スープダイエットはキツイので、ちょっとゆるめのダイエットに変える人もいることでしょう。
その場合の方法は、1食を脂肪燃焼スープに置き換えるという方法があります。
また食前に脂肪燃焼スープを飲むことで、食べ過ぎを防止しながら脂肪を燃焼させようという方法もあります。
いずれにしても「アルコール」「糖分」「油」「小麦粉」はなるべく控えるようにしましょう。
長期的にやる場合には、とくに制限するものはありません。
というよりも長期的に制限したら、どんなものでも危険ですのでやめましょう。
脂肪燃焼スープの作り方
脂肪燃焼スープダイエットの要である、脂肪燃焼スープの作り方をご紹介しましょう。正しく行うためには、正しい材料で作ることが大切です。
脂肪燃焼スープの材料
脂肪燃焼スープに使う野菜は、以下のものです。
- キャベツ 半分
- 玉ねぎ 大3個
- セロリ 1本
- にんじん 1本
- ピーマン 大1個
- トマト 大3個
これに調味料は、「コンソメスープの素(固形)」と「塩コショウ」です。
じつにシンプルな味付けです。
脂肪燃焼スープの作り方
- 材料を食べやすい大きさ、もしくは細かく切ります。
- 水2~3リットルを火にかけて、具材を入れて煮込みます。コンソメも入れましょう。
- 塩コショウで味を整えて完成です。
トマトはトマト缶で代用できると言われていますが、フレッシュトマトを使うことをおすすめします。
トマト缶によっては、添加物が多く含まれているからです。
味としてはトマト缶のほうが美味しいですが、ダイエット効果と健康効果を考えると、フレッシュトマトがおすすめです。
脂肪燃焼スープの味変アレンジ方法
脂肪燃焼スープを毎日食べていると、必ず飽きて挫折しそうになります。
それを回避する為の方法として、味変を試みてみましょう。
脂肪燃焼スープのアレンジとして推奨されているもの
- カレー粉
- キムチ
- 生姜
- 豆乳
- 味噌
- 醤油
砂糖と油以外の調味料なら、味変に使ってOKとされています。
ワタシのおすすめは、カレー粉です。
脂肪燃焼スープダイエットの注意点
脂肪燃焼スープダイエットの注意点をご紹介します。
24時間前からアルコール禁止
脂肪燃焼スープダイエットをはじめる24時間前から、アルコールは飲まないようにしましょう。
アルコールは脂肪が燃焼するメカニズムを邪魔してしまうので、ダイエット効果がなくなります。
脂肪燃焼スープダイエットは、忠実に再現することが大切なので、1週間は我慢しましょう。
それが結果として体質改善になり、アルコールを減らすキッカケになるかもしれません。
生理前後にやるのはNG
生理前後には、脂肪燃焼スープダイエットをしないようにしましょう。
生理前後は痩せにくくなる時期ですから、他の時期を選んでやってみましょう。
また痩せにくくなるだけでなく、生理前後はホルモンバランスが乱れやすく、体調を崩しやすいのでNGです。
1週間以上続けない
脂肪燃焼スープダイエットは、絶対に1週間以上続けてはいけないと言われています。
言ってみれば、糖質制限ダイエットと同じような感じですから、長期間つづけるのは危険です。
医師が考案したダイエットだからといって、継続しても安全というわけではありません。
もともと手術前の食事プログラムですから、ダイエット目的ではなかったのです。
3~4日目くらいに頭痛が起きることが多い
脂肪燃焼スープダイエットをすると、3~4日目くらいに頭痛が起きることが多いです。
これは糖質が不足することで、体内で「ケトン体」がつくられます。
普段は糖質をエネルギー源として消費していたのですが、糖質がないことで脂肪をエネルギー源として消費していきます。
その回路を作るのが、ケトン体なのです。
つまりは脂肪を燃焼して、痩せやすい体質になっている状態です。
その副作用(副作用と言うべきか?)として起きるのが、頭痛なのです。
頭痛の改善方法
脂肪燃焼スープダイエットでは、糖質を制限しているため、ケトーシス状態におちいりやすいです。
その症状として、頭痛が起きやすいと言われています。
もし頭痛が起きた場合の対処法としては、水分を多く摂って、汗を出すことです。
頭痛薬を飲んでも治らないと言われているので、薬を飲むのではなく、有酸素運動や入浴で汗をかきましょう。
脂肪燃焼スープダイエットのリバウンド防止法
脂肪燃焼スープダイエットのやり方と注意点をご紹介しました。
正しく行えば、ほぼ確実に体重は落ちます。
しかしこのダイエット方法は、体質改善を目的としています。
そのため終了後の食生活によっては、リバウンドしてしまいます。
体質改善できたことで、これからが本番だと思っておきましょう。
食事制限を続けるという意味ではなく、栄養バランスの良い食事を腹八分目にするとか、運動を取り入れるなど、健康管理に注意してくださいね。