あなたは自分の背中を毎日見ていますか?
油断していると、お肉がつきまくってムチムチになってしまうことも。
自分ではなかなか見えづらい場所なので、気づくのが遅れがちですよね。
でも他人からは、意外と見られていることが多いんです。
そこで、背中痩せのためのストレッチ&エクササイズをご紹介したいと思います。
背中痩せすると、全身の代謝がアップするというメリットもあるんですよ。
目次
背中痩せダイエットをすると、なぜ痩せやすくなるの?
背中痩せダイエットをすると、全身の代謝がアップします。
なぜ背中痩せするだけで、痩せやすい体質になれるのでしょうか?
褐色脂肪細胞が活性化されるから
脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」があります。
白色脂肪細胞とは、いわゆる「体脂肪」のこと。つまり白色脂肪細胞が増えると、太るということですね。
それに比べて褐色脂肪細胞とは、脂肪を燃焼させるはたらきがあります。
つまり褐色脂肪細胞を活性化させると、痩せやすい体質になるということですね。
大きな筋肉を動かすと痩せやすくなる
背中の筋肉は、体の中でもかなり大きな筋肉です。
大きな筋肉を動かすと、それだけエネルギーが必要ですよね。大きいんですから。
そのため背中の筋肉を動かすことで、代謝はどんどんアップしていくことでしょう。
それではストレッチ&エクササイズをご紹介します。
背中痩せストレッチ&エクササイズ方法
背中痩せできるストレッチとエクササイズをご紹介します。
ハードなものは入れていません。
誰にでもできる簡単なストレッチやエクササイズばかりです。
とはいえ、肩や背中が硬くなっていると、なかなかむずかしい動きもあります。
いきなり無理せずに、少しずつ柔らかくしていきましょうね。
柔らかくなった頃には、痩せやすい体質になっているはずですよ。
背中痩せストレッチ方法
- 片方の腕を、頭の後ろに持って行きます。
- 反対の手で肘を持ち、そのまま横に引っ張ります。
- 反対側も同じようにやります。
- 両手を上にのばし、片方の手でもう片方の手首をつかみます。
- 息を吐きながら、つかんでいる手のほうへ体を倒します。
- 反対側も同様におこないましょう。
背筋が曲がらないように、まっすぐに伸ばしてやりましょう。
頭が前に倒れないように、まっすぐ前を向きます。
上体反らしストレッチ方法
- うつ伏せになり、顔の横に手を着きます。
- 手から肘までを床に着いたまま、上体を反らします。
- 5秒間キープしましょう。
- 余裕のある人は、そのまま肘を伸ばすところまで、上体を反らします。
手の位置は、反りやすい場所に動かしてOKです。
反るときに息を吐きましょう。
腰痛改善に効果的ですが、痛いのに無理するとケガの元になります。ご注意ください。
背中をひねるストレッチ方法
- 椅子に浅く座り、左足を右足に乗せて組みます。
- 両手は、頭の後ろで組みましょう。
- 背筋を伸ばしながら、息をゆっくりと吸います。
- 上体を右にひねりながら、息を吐きます。反対側へもひねります。
これを8回ずつくり返します。
腕をパタパタさせて肩甲骨を動かすエクササイズ
- 両手を体より後ろに持って行きます。手のひら同士が向き合うようにします。
- 両腕をパタパタさせて、肩甲骨を動かします。
- 両腕を引き寄せる時に息を短く吐きます。
30秒~1分くらいパタパタを続けましょう。
背中引き締め体幹エクササイズ
- うつ伏せになって、両手を横に広げます。顎は床につけておきます。
- 息を吸いながら顎を床から離します。
- 息を吐きながら、両手・両足も床から離します。体を反らせましょう。
- そのまま両手を後ろで組んで、さらに上体を反らします。
- 胸を開くのを意識して、肩甲骨がくっつくイメージです。
- そのまま5秒間キープします。
背中痩せに効くリンパマッサージ
最後に背中痩せに効くリンパマッサージをしてみましょう。
肩や背中がほぐれて柔らかくなると、手が背中に届きやすくなります。
そのためストレッチやエクササイズの最後にチャレンジしてみてください。
- 両手のひらを背中に当てます。なるべく高い位置まで頑張りましょう。
- 背中から腰までを5回さすります。服の上からだと服が伸びてしまうので、オイルをつけて滑りを良くしても良いでしょう。
- 次に手で拳を作って、背中から腰までをこすります。押しながら強めにやると良いですよ。
- 最後に、手のひらで背中を軽くたたきます。軽く握った拳でもOKですが、ごく弱い力でたたきましょう。
背中痩せダイエットでストレッチ&エクササイズは必須
背中痩せダイエットのための、ストレッチ&エクササイズをご紹介しました。
背中痩せは筋トレ方法もありますが、今回はストレッチに重点を置いてみました。
とくに肩甲骨をストレッチなどで動かすことで、代謝がアップして痩せやすくなります。
また腰痛改善や肩こり解消効果のあるストレッチもご紹介しましたので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
そもそも猫背など、姿勢が悪いことが原因で背中にお肉がついていると考えられます。
姿勢改善の効果も期待できますので、毎日やってみてください。