股関節ストレッチで下半身痩せができる!
「下半身だけ、思うように痩せられない!」という悩みを抱えている女性は、意外と多いのではないでしょうか?
女性は足がむくみやすい体質なので、下半身太りになりやすいのです。
なかなか下半身痩せができない理由は、股関節が硬いことが原因かもしれません。
そこで今回は、「股関節が硬いと太りやすい理由」と、「股関節ストレッチで下半身ダイエットをする方法」をご紹介します。
股関節が柔らかくなれば、悩みの種だった下半身がスッキリ細くなりますよ。
目次
なぜ股関節が硬いと太りやすいの?
股関節が硬いと、下半身太りになるだけでなく、太りやすい体質になってしまいます。その理由をご紹介していきましょう。
股関節が硬いと体に歪みが生じる
股関節とは、そけい部のことです。つまり、足の付け根の関節のところですね。
股関節が硬いと太りやすい理由は、体をスムーズに動かしにくくなるので、体に歪みが生じやすいからです。
股関節の役割は、「体重を支える」「体を動かす」「血流やリンパをうながす(リンパ節がある)」ことです。
股関節は体の中心部分にあるので、体を動かすときには、必ず使います。
とくに日常生活での「歩く」「立つ」「座る」で使うため、言ってみれば何をするにも使う場所なのです。
この股関節が硬いと、不自然な動きになり、体に歪みが生じやすくなります。
体が歪むと代謝が悪くなるので、太りやすくなるというわけです。
血行が悪くなるので、代謝が低下する
股関節が硬いと太りやすい理由は、下半身の血行が悪くなることで、全身の代謝が低下するからです。
とくに、下半身が太りやすくなります。
股関節は、普段あまり動かす機会がなく、血行が悪くなりがちなので、ストレッチをして柔らかくすることが大切です。
そうすれば血の巡りが良くなり、下半身太りが解消されるでしょう。
足のむくみなど、下半身太りになる
女性は足がむくむことが多いですが、これも股関節が硬くなっていることが原因です。
つまり、股関節ストレッチをするだけで、下半身太りや足のむくみを解消することができるのです。
女性の下半身が痩せにくい原因は、足のむくみを解消しにくいからだと考えられます。
では、なぜ女性は足のむくみを解消しにくいのでしょうか? それは、股関節が硬くなる原因と同じ理由です。
そもそも股関節が硬くなる原因とは?
股関節が硬いと太る理由はわかりましたが、なぜ股関節は硬くなってしまうのでしょうか? その原因をご紹介しましょう。
加齢による柔軟性の低下
股関節が硬くなる原因は、加齢による柔軟性の低下です。
年齢とともに体が硬くなっていくので、意識的にストレッチをしないと、どんどん体が硬くなってしまいます。
体が硬くなると、血行不良になるのはもちろん、女性に多い「冷え性」になってしまうことも多いのです。
長時間同じ姿勢でいることによる冷えやむくみ
デスクワークや立ち仕事など、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い人は、「冷え性」や「むくみ」が生じやすいです。
すると血行が悪くなり、股関節がどんどん硬くなってしまうことが多いでしょう。
体が冷えると代謝も低下するので、太りやすくなってしまうというわけです。
運動不足による血行不良
下半身がむくみやすい原因は、運動不足による血行不良です。
普段から運動をする習慣がない人は、血行が悪くなりやすく、血行が悪くなると股関節も硬くなりやすいのです。
また、運動不足になると、筋力も低下するので、さらに血行不良になります。
とくに女性は、男性に比べて筋肉量が少ないので、足の血行が悪くなり、下半身が太りやすくなってしまうのです。
ふくらはぎの筋肉は、血液を押し上げるポンプの役割とすると言われているので、筋肉量を増やすことも大切です。
股関節ストレッチで下半身ダイエットをする方法
では、股関節ストレッチの方法をご紹介していきます。毎日やることで下半身ダイエットに効果的ですよ。
股関節ストレッチの効果を高めるポイント
股関節ストレッチのやり方をご紹介する前に、ストレッチ効果を高めるポイントを先にご紹介しておきます。
股関節ストレッチに限らず、ストレッチをするときは、「呼吸を止めないこと」がポイントになります。
また、「お風呂上がりにストレッチ」をすることで、ストレッチ効果を高めることができますよ。
股関節ストレッチ①そけい部(足の付け根の前側)を伸ばすストレッチ
参照:https://allabout.co.jp/gm/gc/470987/
- 左ヒザを床につき、右足を体よりもやや前に出します。
- 両手を右ヒザに置き、体重を前に移動していきます。
- お尻がかかとについたら、そのままキープ。深呼吸を3~5回しましょう。
- 次に、右足のつま先を外側に向け、股関節を開くように意識します。
- そのまま上体を前に倒し、ヒジを床につきます。
- 足を入れ替えて、反対側もやってみましょう。
4から、お尻を床について、スワンのポーズに行ってもOKです。(次にご紹介するヨガポーズです)
股関節ストレッチ②ヨガポーズで気持ち良く伸ばす
股関節ストレッチは、ヨガポーズにもあります。
女性に人気のヨガは、メンタルをリラックスさせ、ストレスの解消にも効果的です。
呼吸を止めないように気をつけて、次の2つのヨガポーズにチャレンジしてみてください。
スワンのポーズ
そけい部のストレッチ方法としては、一番オススメの方法です。
柔らかい人は、お尻が床につき、曲げている足のヒザが90℃になるようにストレッチしてみてください。
初めのうちは、曲げている足が体に近い場所にあっても大丈夫です。
それよりも、後ろに伸ばしている足に集中し、そけい部を伸ばすことを意識しましょう。
鳩のポーズ
ちょっと高度なヨガポーズですが、体が柔らかくなってきたらチャレンジしてみましょう。
股関節だけでなく、いろいろな場所のストレッチができて、気持ちいいですよ。
股関節ストレッチ③あぐらストレッチ
股関節ストレッチの3つめは、あぐらストレッチです。
普通のあぐらではなく、足裏同士をくっつけるあぐらをして、股関節ストレッチをします。
- 床に座り、足裏同士をくっつけます。
- ヒザをなるべく床に近づけるように、手でヒザを押します。(あまり無理しない)
- そのまま上体を前に倒し、股関節をストレッチします。
ヒザがあまり床に近づかない人は、股関節が硬くなっている証拠です。
いきなり無理するのではなく、毎日やることで少しずつ股関節が柔らかくなっていきますよ。
股関節ストレッチ④開脚ストレッチ
開脚ストレッチをしたことがない人はいないほど、メジャーなストレッチ方法ですよね。
開脚ストレッチは、体の柔軟性を高めるためにも役立ちますが、股関節ストレッチの効果もあります。
- 床に座り、足をできるところまで開きましょう。
- 上体を左右に倒し、ストレッチをします。
- そのまま上体を前に倒して、ストレッチします。
でも体が硬い人は、あまり足を開けないかもしれませんので、その場合には「フロッグのポーズ」がオススメです。
フロッグのポーズ
- ヒザをついた状態で足を開き、カエルのようなポーズをします。
- 両手を床についたまま、前後に軽く揺らしましょう。
- あまり無理をすると、股関節が「カク」っとなってしまうので注意してください。
フロッグのポーズで徐々に股関節を柔らかくすれば、開脚ストレッチができるようになりますよ。
股関節ストレッチは、下半身だけでなく全身ダイエットに効果的
股関節ストレッチによるダイエットの方法をご紹介しました。
股関節は血行が悪くなりやすい場所なので、この部分の血行が改善されれば、下半身だけでなく、全身ダイエットにも効果的です。
股関節ストレッチで下半身&全身ダイエット!
股関節を柔らかくして、体の調子を整えよう。