痩せているのに二重あごになる原因と解消法
「痩せているのに、二重あごになるのはなぜ?」と思っていませんか?
体は細いのに、しかも顔もわりと小顔なのに、なぜかあごだけたるんでいる……。
それって、とてももったいないですよね。
じつは二重あごになる原因って、現代人の特徴に関係しているのです。
そこで今回は、痩せている人が二重あごになる原因と、効果的な解消法をご紹介します。
唯一の悩みである「二重あご」を解消し、笑顔にもっと自信を持てるようになりましょう。
目次
痩せている人が二重あごになる原因とは?
痩せているのに二重あごだと、太って見えてしまうので、損していますよね。
では、痩せている人が二重あごになる原因とは、いったい何なのでしょうか?
スマホの長時間使用による、猫背と首の圧迫
現代人に多い「スマホ依存症」。スマホを長時間使用していると、二重あごの原因になると言われています。
スマホを操作するときの姿勢は猫背になりやすく、体の歪みによる血行不良が起こりやすいのです。
血行不良になると、顔やあごへの血流も悪くなり、二重あごになりやすいんだとか。
またスマホを操作するときは、下を向きますよね。すると首のリンパを圧迫し、リンパの流れも悪くなってしまうのです。
じつはスマホだけでなく、デスクワークでパソコンを長時間使用する人に多い「ストレートネック」も、二重あごの原因になると言われています。
首の前側は圧迫され、首の後ろ側は突っ張って筋肉が緊張状態になり、肩こりや首こりの原因にもなってしまうのです。
痩せているのに二重あごの人は、肩から上がガッチガチに固まっている可能性があります。
表情が乏しく、表情筋を使わない
日本人は欧米人に比べて、表情の変化が少ないと言われています。そのため、表情筋を使う機会が少ないのです。
すると表情筋が衰えてしまい、二重あごになる可能性が高くなります。
とくに若い人は、あまり口を開けないでしゃべる傾向があるため、表情筋が衰えやすいと考えられます。
加齢による「筋肉のたるみ」
痩せている人が二重あごになる原因は、加齢による「筋肉のたるみ」の場合もあります。
加齢とともに筋肉は衰えていくので、それに加えて表情筋が衰えていたりすると、二重あごになる確率が高くなります。
そのため、痩せていても二重あごになってしまうのです。
硬いものを食べない食生活
現代人に多いもう1つの原因は、硬いものを食べない食生活です。
柔らかいものばかり食べていると、飲み込むまでに咀嚼する回数が少なく、あごの筋肉をあまり使いません。
そのためあごの筋肉が衰えて、二重あごになってしまう恐れがあります。
冷え性でむくみ体質
痩せている人が二重あごになる原因は、冷え性でむくみ体質になっていることです。
とくに痩せている女性は冷え性の人が多く、血行が悪くなることで、むくみやすい体質になってしまうのです。
また、便秘がちな人や、水をあまり飲まない人も、むくみによる二重あごになりやすい傾向があります。
痩せている人に効果的な二重あご解消法を実践しよう!
では、痩せている人に効果的な二重あご解消法は、どのようなことを実践すれば良いのでしょうか?
肩こりも解消できる「首ストレッチ」
二重あごの人は、肩こりや首こりなども併発している可能性が高いです。そのため、首ストレッチをすることで、肩こりまで解消することができます。
痩せている人に効果的な二重あごの解消法をご紹介します。
- 両手を後ろで組み、顔を上げます。
- 肩甲骨をくっつけるようなイメージで、両手を後ろに引っ張りましょう。
- 胸の上側もストレッチされることで、首周辺の血行を一気に改善することができます。
このストレッチは、肩や背中にも効くので、姿勢が悪い人の改善にもつながります。仕事中のリフレッシュにも活用してみてください。
ただし、肩が硬い人は、無理に引っ張ると肩の関節がカクっとなります。そうなると良くないので、肩が柔らかくなるまでは、首のストレッチを中心に行いましょう。
- 左手を右の鎖骨に、右手を左の鎖骨に置き、顔を上に向けます。
- 首の前側がしっかりとストレッチされているのを感じましょう。
- 20秒くらいキープしたら顔を戻し、鎖骨の上下を指の腹でさすりましょう。
首だけを上に向けるより、鎖骨を押さえたほうが、首がよくストレッチされます。
また、鎖骨にはリンパの出口があるので、最後に軽くさすることがポイントです。
あごと首を鍛える「筋トレ」
痩せている人に効果的な二重あごの解消法は、あごと首の筋肉を鍛えることです。
二重あごになるのは、筋肉の衰えも原因の1つでしたよね。そのため、首の筋トレをしてみましょう。
オススメなのが「イウイウ体操」です。
- 顔を正面に向け、イウイウと口を10回動かしましょう。
- イのときに、口を横に大きく引き伸ばし、3秒くらいキープすることが大切です。
- 鏡で、首の筋が立っているのを確認しながら行いましょう。
- 次に、顔をやや上げて、同じようにイウイウ体操をしましょう。
朝晩1セットずつやると良いでしょう。あごのたるみ解消に効果的なので、続けることでフェイスラインがすっきりします。
お風呂上がりのスキンケアで「首リンパマッサージ」
痩せている人に効果的な二重あごの解消法は、お風呂上がりに首のリンパマッサージをすることです。
お風呂上がりには、スキンケアをしますよね。顔のスキンケアが終わってから、首のリンパマッサージをしましょう。
- 乳液やクリームを首に伸ばし、両手のひらにもつけます。
- 滑りが良くなった状態で、首を上から下に向かって滑らせます。
- 左右の手を交互に滑らせ、クリームの滑りが悪くなるまで繰り返します。
- このときに、中指と親指で耳の下(あごの端)を軽く指圧します。
- 最後に脇の下にもクリームを塗り、軽く押し回すようにマッサージします。
これは、わたしが10年以上実践している方法で、無意識にやっていたのですが、二重あごの予防や改善に効果的です。なんと体重が10キロ以上太っても、二重あごにならなかったのでオススメですよ。
力を入れないで、軽く滑らせるのが大切です。クリームの滑りが悪くなるまで繰り返すので、30~50回くらいやっています。
また最後に脇の下もマッサージするのがポイント。リンパ節がある場所なので、肩や胸、首周辺の血行やリンパの流れが良くなります。
痩せている人が日常生活の中で二重あごを解消する方法
痩せている人に効果的な二重あごの解消法をご紹介しましたが、日常生活の中で実践できることも見ていきましょう。
スマホは顔の前まで持ち上げる
痩せている人が二重あごを解消する方法は、スマホ操作の体勢に気をつけることです。
スマホ画面が、顔の目の前にくるように腕を上げることで、ついでに二の腕のたるみも解消することができます。
写真を撮っているような体勢になるため、家にいるときだけでも実践してみましょう。
笑顔を増やし、表情筋を鍛える
痩せている人が日常生活の中で二重あごを解消する方法は、笑顔を増やして、表情筋を鍛えることです。
表情豊かになれば、人とのコミュニケーションもスムーズになり、毎日の生活にハリが出てくることでしょう。
また、笑顔になると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、ストレス解消にも効果的です。
セロトニンが分泌されると、副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整います。するとリラックス効果が高まるのです。
さらに、セロトニンが分泌されて自律神経のバランスが整うと、太りにくくなる効果も期待できます。
痩せている人でも、太りにくくなる効果は欲しいですよね。
姿勢を改善して、血行を良くする
痩せている人の二重あごを解消する方法は、姿勢を改善することです。
姿勢を改善できれば、血行も良くなるので、二重あごを解消することができます。
デスクワークの人やスマホを長時間使う人は、血行が悪くなりやすく、二重あごになりやすいです。
そのため日頃から姿勢を良くして、猫背を改善することが、二重あごの解消につながります。
毎日実践して、もう二重あごに悩まされない!
痩せている人が二重あごになる原因と解消法をご紹介しました。
毎日ちょっとしたことを実践するだけで、簡単に二重あごを解消することができますよ。
痩せている人の二重あごを解消するのは簡単です。
二重あごになる原因を排除し、効果的な解消法を実践していきましょう。