寝ながらできるヒップアップエクササイズ4選
自分では見えないけれど、人からはバッチリ見られているのがお尻の怖さですよね。
気づかないうちにお尻に脂肪がついて、しかも垂れてしまっていたらショックを隠せません。
たしかに加齢とともにお尻は垂れやすくなりますが、生活習慣によっては若い人でもお尻が垂れ気味になってしまうことがあります。
そこで今回は、楽なのに効果バツグンの「寝ながらヒップアップエクササイズ」を4つご紹介します。
見えない場所……というより、自分では見えない場所までしっかりケアするのが、美しさを保つ秘訣ですよね。
お尻に脂肪がついて垂れてしまう原因
お尻に脂肪がついて、垂れてしまう原因にはどんなことが考えられるのでしょうか? 以下のような生活習慣が、お尻に脂肪がつく原因になる場合があります。
- デスクワークで座りっぱなし
- ストッキングや下着の締めつけ
- 内股・歩幅が狭い・歩くスピードが遅い
- 運動不足・立っている時間も短い
座りっぱなしや下着の締めつけは血行不良を招き、お尻が垂れやすくなります。また歩き方が悪いとお尻の形が悪くなり、運動不足だと脂肪が多くなってしまいます。
このような生活習慣が、お尻の脂肪を増やしてしまいます。では、どのような原因が魅力的なお尻の妨げになっているのでしょうか?
骨盤の歪みがあるとお尻が大きくなる
座りっぱなしや姿勢が悪い状態が続くと、骨盤の歪みが生じることでお尻が大きくなってしまいます。これは血行不良が原因です。
骨盤の歪みはお尻太りだけでなく、下半身全体の巡りを悪くして下半身太りを招きます。
今回ご紹介するヒップアップエクササイズをするとともに、骨盤の歪みを矯正することで、キュッと引き締まった上向きのヒップが手に入りますよ。
筋肉が衰えて脂肪が多くなる
お尻に脂肪がついて垂れてしまう原因は、お尻の筋肉が衰えることで脂肪が増えてしまうからです。
お尻の筋肉は、普段はあまり使うことがないので、意識的に動かしておかないと衰えやすいのです。
とくに女性はお腹周りに子宮などの大切な器官があるので、その近くにあるお尻にも脂肪がつきやすいと考えられます。
加齢とともにお尻が垂れてくる
お尻に脂肪がついて垂れてしまう原因は、ズバリ加齢です。女性のお尻の形は、年齢とともに変化していきます。
年齢を重ねるごとに筋力が低下するのも、お尻が垂れる原因の1つです。そのため加齢とともにお尻のエクササイズが必要になってきます。
何もしないとどんどん垂れてしまうので、お尻の筋トレやエクササイズをして「ストップ・ザ垂れ尻」を実行しなければいけませんね。
理想的なヒップをつくる方法とは?
では、理想的なヒップをつくるには、どのような方法があるのでしょうか? また理想的なヒップとは、どのような形なのでしょうか?
普通にダイエットしても上向きのヒップにならない
理想的なヒップをつくるには、普通にダイエットをしても無理です。ヒップアップエクササイズなしに理想の上向きヒップは手に入らないのです。
ヒップアップやお尻痩せを考えている女性は、絶対に筋トレやエクササイズが必要になります。ただでさえ女性はお尻に脂肪がつきやすいので、エクササイズで魅力的なお尻に変えていきましょう。
痩せただけのヒップでは貧相で魅力的ではない
理想的なヒップをつくるには、痩せただけでの貧相なヒップではダメです。ダイエットをして体重が減ったとしても、ヒップがただ小さくなっただけでは魅力的とは言えないのです。
逆にヒップが貧相に見えてしまい、後ろ姿が老けて見えてしまうことも多いでしょう。後ろ姿まで美人を狙うなら、ヒップアップエクササイズは絶対条件なのです。
出っ張りがヘコんでも横幅があったら理想の形ではない
ヒップアップ方法を間違えると、お尻の大きな出っ張りはなくしたものの、横幅が大きなままになってしまいます。
理想的なヒップをつくるには、正しいヒップアップ方法を実践しながらダイエットをするのが効果的です。
そのためには筋トレが必須なのです。筋トレが苦手な人も、今回ご紹介するヒップアップエクササイズなら、簡単で楽ちんなので誰でもできますよ。
理想的なヒップは上向きで小さなお尻!
では、理想的なヒップとはどのような形なのでしょうか? それは、上向きで小さなお尻ですよね。ヒップアップ効果のあるダイエットをしても、「小さくすれば良い」ということではありません。
形がキレイでなければ魅力的なお尻ではないのです。では、魅力的なヒップになるエクササイズ方法を見ていきましょう。
寝ながらヒップアップエクササイズ
では、寝ながらヒップアップエクササイズを4つご紹介します。楽ちんなのに効果バツグンのエクササイズで、魅力的なお尻を手に入れましょう。
お尻のインナーマッスルを鍛えてキュっと引き締めエクササイズ
お尻のインナーマッスルを鍛えれば、キュッと引き締まったヒップが手に入ります。インナーマッスルを鍛えるには、ゆっくりとした動きでお尻の筋肉を鍛える方法が効果的です。
- 横向きに寝て、両膝を曲げます。
- 上側の膝だけを上げて、お尻をキュッと引き締めます。
- これを10~20回くり返しましょう。
- 反対側も同じようにやります。
横になってテレビを観ているときでもできる楽ちんエクササイズなので、ながらダイエットができますね。
脚やせ効果もあるヒップアップエクササイズ
2つめの寝ながらヒップアップエクササイズは、脚やせ効果もあるエクササイズです。さっきと同じように横になってできるエクササイズなので、これも「ながらダイエット」に最適です。
- 横向きに寝て、両足を伸ばします。
- 上側の足をゆっくりと上げて、上で3秒キープします。
- ゆっくりと足を下げます。
- 20回くり返したら、反対向きも同じようにやります。
ゆっくりと動かすことで、インナーマッスルを鍛えることができます。お尻がキュッとなる感覚を意識しながら行いましょう。
太もも痩せもできるヒップリフト
太もも痩せもできるヒップアップエクササイズは、「ヒップリフト」です。これは体幹を鍛える「体幹トレーニング」の一種なので、体のバランスが良くなり、スタイルアップに効果的です。
- 仰向けに寝て、両膝を立てます。
- 膝が90℃になるようにして、お尻を持ち上げます。
- 膝から肩までが一直線になるようにしましょう。
寝たままできるヒップアップエクササイズなので、朝起きたときにベッドの上でもできます。朝から筋肉に負荷をかけることで代謝がアップし、ダイエット効果もアップします。
効果バツグン! うつ伏せヒップアップエクササイズ
今回ご紹介するヒップアップエクササイズの中で、一番きついエクササイズですが効果はバツグンです。
- うつ伏せに寝た状態で、両膝を曲げます。
- 膝を開き、足の親指同士をくっつけます。
- そのまま両足を上に上げましょう。
もっと負荷をつけたい人は、スポーツジムにあるようなベンチにゴムチューブを引っかけて、それを足首に巻き付けてやると効果的です。
最初から無理せず、初めは普通にやってみましょう。徐々に負荷を高めていくのが筋トレの基本です。
脂肪がつく原因はお尻が冷えているから?
魅力的なお尻をつくるヒップアップエクササイズをご紹介しましたが、そもそもお尻にはなぜ脂肪がつきやすいのでしょうか?
女性のお尻は冷えていることが多いので、血行が悪くなり、お尻に脂肪がつきやすくなってしまうのです。お尻が冷えると、以下のような不調が起きることがあります。
- ホルモンバランスが崩れる
- 生理不順
- 血行不良による冷え性
- 代謝の低下
魅力的なお尻をつくるヒップアップエクササイズをすれば、お尻の冷えも改善することができますよ。
そうすれば女性の不調の代表である「生理不順」や「ホルモンバランスの乱れ」なども改善されます。
お尻を鍛えれば、確実にヒップアップできる!
楽なのに効果バツグンの「寝ながらヒップアップエクササイズ」を4つほどご紹介しました。
お尻に脂肪がついて垂れやすくなる原因もご紹介したので、できる限り原因を排除して、毎日ヒップアップエクササイズを続けていきましょう。
寝ながらヒップアップエクササイズは、テレビを観ながら簡単にできるのが嬉しいポイント。
効果バツグンなのに楽ちんなのがメリットですね。
お尻は何もしないとどんどん垂れていきますが、鍛えれば確実にヒップアップができますよ。