ダイエットが続かない原因とオススメの対策で成功するダイエットへ
ダイエットを始めたのに続けられなくて、なかなか痩せられない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ダイエットが続かない原因と対策をご紹介します。ダイエットを継続できない人には、どのような特徴があるのか。耳をふさぎたくなるような痛いところを突くかもしれません。
でも、その現実を受け止めることで、成功するダイエットへとチェンジすることができますよ。
目次
ダイエットが続かない原因とは?
ダイエットが続かないと、そもそも痩せることはできませんよね。では、ダイエット失敗の元凶である「ダイエットが続かない原因」とは、一体どんなことなのでしょうか?
我慢するとストレスがたまる
ダイエットが続かない原因は、好きなものを食べないなどの我慢をすると、ストレスがたまるからです。また食事量を減らすと、お腹が空いてイライラすることもありますよね。
このストレスは、実は「食べない」ことから来ているのではありません。もちろん、お腹が空いているからストレスがたまるわけでもありません。
では、このストレスはどこから来るのか。それは「我慢」するからストレスがたまるのです。
食べないことが我慢になっている人は、それがストレスになりダイエットに挫折しがちになります。だから「我慢している」という意識を持たずに、「ただ食べていないだけ」という意識に変われば、ダイエットはすぐに成功します。
我慢しすぎるダイエットも良くありません。たまには自分を解放してあげたり、長期的にダイエットをする計画を立てると良いでしょう。
続けるのがツラくなる
ダイエットが続かない原因は、そもそも続けること自体がツラくなってしまうからです。好きなものを食べない生活、ツラい運動を続ける生活、お腹いっぱい食べられない生活などがツラくなり、ダイエットを続けられなくなってしまうのです。
ダイエット成功のカギは、何といっても続けること。これ以外に成功するポイントはないと言っても過言ではないでしょう。
では、続けられない人は意志が弱いのか? 確かにそれもありますが、それだけではありません。人間の「脳」に関係しているのです。
人間の脳は、食べると快感をおぼえます。これは理屈ではなく、人間の脳がそうできているのです。人間には三大欲求があり、その1つが「食欲」なのです。
人間は食べないと死んでしまうので、生きるために備わった本能と言えるでしょう。この本能を抑えて食欲を我慢することは、続けることがツラくなって当然です。
では、どうすれば良いのか。それは食欲を感じてしまう脳を錯覚させて、コントロールすれば良いのです。この方法は、後ほどご紹介しますね。
短期間で痩せようとする
ダイエットが続かない原因は、短期間で痩せようとするからです。短期間で痩せようとすると、過度な食事制限をしたり、激しい運動をしようとする人が多いですよね。
でも、たとえ短期間で痩せたとしても、それは体重が減っただけなのです。「体重が減ったなら、ダイエット成功じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は違います。
短期間で体重が減ったということは、減ったのは「脂肪」ではなく、「水分」や「筋肉」が減ったということ。つまり痩せたのではなく、不健康になっただけなのです。
そして短期間で減った体重は、リバウンドしてすぐに元に戻ります。しかも、以前よりも脂肪をたくさん増やしながら。
だから短期間で体重が減っても、それはダイエット成功ではなく、むしろ失敗です。そもそも短期間で痩せようとすること自体が間違っているのです。
効果的に痩せるためには、長期的なダイエットが必要です。焦らず、着実に脂肪を落としていきましょう。
なかなかダイエット効果が出ない
ダイエットが続かない原因は、なかなかダイエット効果が出ないからです。頑張っているのに成果が出ないと、心が折れそうになってしまいますよね。
たとえば運動を頑張っても効果が出ないなら、運動の仕方が間違っているのかもしれません。運動には「有酸素運動」と「無酸素運動」がありますが、どちらか1つだけではあまりダイエット効果がないのです。
「じゃぁ、もっと運動しないとダメなの?」と思ってしまいますが、運動の仕方にコツがあります。それは、朝の時間帯に簡単な筋トレをするだけ。これで1日を通して代謝がアップした状態をキープすることができます。
筋トレといっても、「スクワット」や「プランク」などの簡単なエクササイズ程度で十分なのです。朝に筋肉を動かすことで、何もしない日よりも脂肪が燃焼しやすくなる効果があります。
ダイエットが継続できない人の特徴
ダイエットが続かない原因をご紹介しましたが、そもそもダイエットを継続できない人には特徴があります。あまり聞きたくないことかもしれませんが、しっかりと向き合うことでダイエットが成功しやすくなりますよ。
熱しやすく冷めやすい
ダイエットが継続できない人の特徴は、熱しやすく冷めやすい性格の人です。熱しやすく冷めやすい人は、情熱の炎が燃え上がるのが早いですが、消えてしまうのも早いのです。しかも急激に。
だからダイエットを始めたときは、やる気満々でどんなことでも頑張るのですが、数日後にはその情熱が冷めてしまうことが多いです。
情熱が冷めてしまう原因は、「ツラい」とか「苦しい」とか「つまらない」というネガティブな理由から来ています。
情熱がすぐに冷めてしまうくらいなら、初めから燃え上がらせないほうがマシです。平常心でダイエットを始めた人のほうが、続きやすいでしょう。
新しいことが好き
ダイエットが継続できない人の特徴は、新しいことが好きなタイプです。新しいことを始めるときは、ワクワクして何でもできそうな気がしてきますよね。だから目新しいダイエット方法があれば、すぐに飛びつきます。
でも数日後には飽きてきてしまい、また新しいダイエット方法を探してしまうのです。飽きっぽいのも1つの特徴ですね。
ダイエットは新しいことが効果がある方法とは限りません。そもそもダイエットには、魔法のように簡単に短期間で痩せられる方法なんてありません。
だから新しいダイエット方法に飛びつくのではなく、地道に正攻法でダイエットするのが、成功への1番の近道なのです。
食べるのが大好き。しかも夜にお腹が空く
そもそも食べるのが大好きな人は、ダイエットを継続できない人の特徴に当てはまります。食べるのが大好きなのに、我慢するのはツラいですよね。
とくに夜にお腹が空いてしまう人は、ダイエットに失敗しやすい特徴があります。寝る前に食べると、太りやすいですからね。
しかも寝る前って、太りやすいものが食べたくなったりしませんか? カップラーメンとかチョコレートとか。
ダイエットを続けて成功させるためには、せめて寝る前だけは食べないように気をつけましょう。
体重ばかり気にする
ダイエットが継続できない人の特徴は、体重ばかり気にする人です。では、なぜ体重を気にする人は失敗しやすいのでしょうか?
それは体重の増減に気持ちが左右されやすいからです。体重なんて、水を飲まないだけで減ります。逆に、水を飲んだだけで増えます。
そんな当てにならない体重ばかりに気を取られていると、本当に痩せることができなくなってしまうのです。
またメンタル的にもやられてしまい、ダイエットを続けるモチベーションがもたなくなります。だからダイエットを続けるためには、体重のことを忘れるくらいでちょうど良いのです。
ダイエットが続かない人にオススメの対策とは?
ではいよいよダイエットが続かない人にオススメの対策をご紹介していきます。どんな対策をすれば、効果的にダイエットを継続することができるのでしょうか?
食事制限だけでダイエットをしない
ダイエットが続かない人にオススメの対策は、食事制限だけでダイエットをしないことです。運動が苦手だったり、運動が嫌いな人は、どうしても食事制限だけでダイエットをしようとしてしまいますよね。
でも食事制限だけでダイエットをしようとすると、食べる量を減らしてしまう人が多いのです。もちろん食べ過ぎると太りますし、痩せられませんが、食事量を減らすだけでも痩せられないのです。
大切なのは、栄養バランスの良い食事をすること。そうすれば、自然と太りにくくなっていくのですから不思議です。だから食事でダイエットをするなら、栄養バランスの良い食生活をすることが大事。
そして適度な運動をすれば完璧です。間違っても食事量を減らしたり、特定の栄養を摂らない(たとえば肉に多い「脂質」など)ような食事制限はしないでください。
脳を錯覚させて、食欲をコントロールする
脳は、見せかけの食欲の誘惑に負けやすい特徴があります。そのため食欲を我慢するのは大変だと思われているのです。でも食欲をコントロールすることは、意外と簡単です。
今まで満腹まで食べないと食事をした気分にならなかった人は、腹八分目を習慣にするだけで痩せやすくなります。では、そもそもなぜ満腹まで食べないと満足できなかったのか。
それは早食いが大きな原因です。早食いすると、脳が満腹を感じたときにはすでに食べ過ぎている状態。そのため、食事を終了するのがいつも満腹状態になってしまうのです。
これが習慣化されると、「満腹にならないと満足できない」と脳が感じてしまい、お腹がいっぱいになるまで食べないと気が済まなくなってしまうのです。
その習慣を改善して、腹八分目で満足できる習慣にすれば、食欲をコントロールすることは可能です。
糖質はデメリットが多いので控えめにする
食欲をコントロールできない理由の1つに、糖質も大きく関係しています。ダイエットが続かない人の対策としては、糖質を控えめにすることをオススメします。
糖質とは、砂糖たっぷりのお菓子や白米などです。糖質には依存性があり、糖質を多く摂っている人は食欲をコントロールするのがむずかしいと言われています。
また糖質は急激に血糖値を上昇させるので、脂肪がつきやすく太りやすい食べ物の1つ。しかも急激に血糖値が下がるので、そのときに強い空腹感を感じてしまうのです。
このように糖質にはデメリットが多いので、控えめにすることをオススメします。でも糖質をまったく摂らないのはNG。今までの半分くらいに減らすのがベストです。
いっそ「ダイエットを目標にしない」というのもアリ!
「ダイエットをするのに、ダイエットを目標にしないってどういうこと?」と首をかしげている人も多いと思いますが、これは「痩せることに執着しすぎない」ということです。
たとえば体重。体重を目標にしてダイエットをすると、毎日体重の増減ばかりが気になってしまいます。すると少し増えただけでモチベーションが下がり、ダイエットを続ける意欲が削がれてしまうのです。
だから初めからダイエットを目標にせず、痩せることに執着しすぎないこと。たとえば太っている人は生活習慣病のリスクがあるので、健康な体になることを目標にすれば、自然と痩せていきます。
期間限定でダイエットをしない
ダイエットが続かない人の多くは、期間限定でダイエットを始める人が多いのではないでしょうか? そもそもダイエットという概念を捨て、一生続けられることを見つけることが効果的な対策になります。
「えっ、一生ダイエットするの?」と思った人は、まだダイエットの概念を捨てられない人です。では、ダイエットの概念を捨てるとは、どういうことなのでしょうか?
それは、「痩せやすい習慣」を身につけることです。たとえば、以下のような習慣をつけてみましょう。
- 太りにくい順番で食べる
- 栄養バランスの良い食生活をする
- 運動ではなく、日常的に体を動かす
- 早寝早起きをする
このような当たり前のことをするだけで、痩せやすく太りにくい体をつくることができます。これは、もはやダイエットではありません。
たとえば、運動ではなく日常的に体を動かすとは、ウォーキングを1時間するのではなく、帰りのバスに乗らないで歩くだけでOKです。エレベーターを使わずに、階段を昇るだけでOKです。どうですか? 簡単ですよね。
また、太りにくい順番で食べるというのは、野菜や食物繊維から先に食べるだけで血糖値の上昇を抑えることができ、その後にステーキを食べても脂肪がたまりにくくなります。
このような習慣を一生続けることで、万年ダイエッターから卒業できますよ。ちょっとしたことを変えるだけでOKなのです。
ダイエットが続かない以前に、NGダイエットをしていませんか?
そもそもダイエットのやり方を間違えている人は、頑張ってもなかなか痩せられません。なかなか痩せられないから、続けられないのです。そんなNGダイエットについて見ていきましょう。
タンパク質を十分に摂っていない
タンパク質を多く含む食品には、脂質も多く含まれていることが多いです。「肉」がその良い例ですね。肉にはタンパク質が豊富に含まれていますが、脂質も多く含まれているので、高カロリーで太りやすいと思われています。
たしかに脂身の多い肉ばかり食べると太りますが、タンパク質は欠かせない栄養素の1つです。生きていく上で絶対に摂らないといけない栄養なのです。
とくにダイエット中は、代謝をアップさせるために筋肉を増やさないといけません。筋肉を増やすには、タンパク質を摂ることが効果的なのです。
でもNGダイエットをしている人は、肉や魚などをほとんど食べずに、野菜ばかり食べてしまうダイエットをする人がいます。これでは痩せられません。痩せたとしてもリバウンドするか、うつ状態になってしまうことも。
タンパク質は絶対に必要なので、なるべく低カロリーのタンパク質を摂るとダイエットに成功しやすくなります。たとえば鶏肉や大豆製品がオススメです。
水分補給が足りない
NGダイエットは、水をあまり飲まないダイエット方法です。そんなダイエット方法があるのかわかりませんが、「むくみ体質」の人は水を控えてしまう人が多いのではないでしょうか?
実は、むくみ体質の人こそ水分補給が大事なんです。水分が足りないと、血行が悪くなって老廃物を排出することができなくなります。つまり便秘になってしまうのです。
便秘になるということは、体重が減らない・痩せないということ。しかも体がむくみやすくなるので、余計に代謝が低下してしまうという悪循環になります。
ダイエットでは、水分補給が絶対に必要です。むくみを解消するには、運動をすることが必要です。つまり、運動なしのダイエットはNGということですね。
水分をたっぷり補給して、汗や尿、便と一緒に出すことが、まさに代謝を良くする原点なのです。そうすれば血行も良くなり、体がむくむこともなくなりますよ。
1つの食材ばかり食べる
ひと昔前に流行したダイエットに、「○○ダイエット」というものがありました。リンゴダイエットが代表的ですね。これは単品ダイエットと呼ばれ、それしか食べない生活をするという方法です。
1つの食材ばかり食べるダイエットは、言うまでもなく栄養不足になります。栄養不足になると、体にもともと備わっている「痩せる機能(正しくは、適正な体重に調整する機能)」がはたらかなくなり、逆に太りやすくなってしまうのです。
極端な食事制限でダイエットをする場合にも、まったく同じような作用がはたらきます。だから、食事制限だけでダイエットするのはやめたほうが良いでしょう。
運動をしないダイエットを選ぶ
人間は楽をしたい生き物です。だから、少しでも楽して痩せる方法を見つけようとします。だから運動をしないダイエットを選びがちになりますが、それもNGです。
ダイエットをすると決めた時点で、体をまったく動かさない方法はないと思ったほうが良いでしょう。かといって、ハードな運動をする必要はありません。
むしろハードな運動をしたからといって、痩せるわけではないのです。適度な運動を毎日続けることが、ダイエットの基本。体が健康になれば、自然と痩せる体へと変化していくでしょう。
ダイエットが成功しやすくなる習慣とは?
ダイエットが成功しやすくなるために、やめるべき習慣をご紹介します。これらの習慣をやめることが、ダイエットを成功させる習慣につながるのです。
なんとなくコンビニに行くのをやめる
ダイエットを成功しやすくする習慣は、なんとなくコンビニに行くのをやめることです。仕事帰りや会社に行く前、なんとなくコンビニに立ち寄っていませんか?
コンビニには誘惑が多く、つい余計なものまで買ってしまうことが多いのです。これはあなたのせいではなく、コンビニ側の営業戦略による効果です。
コンビニによく行く人は、「お金が貯まりにくい」「痩せられない」などの特徴があるので、できるだけコンビニには近づかないほうが無難です。
これと同じような効果は、100円ショップにも当てはまります。
ながら食べをやめる
ダイエットを成功しやすくする習慣は、ながら食べをやめることです。テレビを観ながら、なんとなくお菓子の封を開けていませんか?
ながら食べがNGな理由は、食べることに集中していないので、自分がどれくらい食べたか把握できないからです。お菓子を1箱食べ切れば、どれくらい食べたかわかりますが、止められないのもNG理由の1つ。
ながら食べは、ストップがきかないのです。だから、食べるなら食べることに集中すること。そうすれば「これ以上食べたら太っちゃうな」という意識がはたらいて、ストップすることができますよ。
ジュースは一切飲まない
ダイエットを成功しやすくする習慣は、ジュース類を一切飲まないようにすることです。なぜお菓子よりもジュースがNGなのか。それは糖分の量が桁違いに多いからです。
しかも液体なので、体にスーっと吸収されます。つまり体への吸収率がよく、血糖値が上昇しやすいのです。血糖値が上昇するということは、太りやすいということ。
チョコレートを食べるよりも、ジュースを250ml飲むほうが断然NGです。缶コーヒーもジュースと同じです。もしかしたら、それ以上に砂糖が多いかもしれません。
今までジュースを飲む習慣が多かった人は、飲み物をノンカロリーのお茶や水に変えるだけで、簡単に痩せることができますよ。
小腹が空いても一度は我慢する
食欲をコントロールする方法についてはご紹介しましたが、ダイエット中は小腹が空きやすいですよね。でも、小腹が空いても一度は我慢する習慣を身に着けることが大切です。なぜならそれは、偽物の空腹感である可能性が高いからです。
食べることが好きな人や、食事制限だけでダイエットをしている人は、ダイエット中は頭の中で食べ物のことばかり考えていませんか? そんな状態だと、ちょっとお腹が空いただけで「食べたい欲求」が爆発してしまうのです。
でも本当の空腹は、体がエネルギー補給を要求している状態。その空腹を感じるまでには、けっこう時間がかかるのです。一度空腹を我慢したら、その後に空腹を感じなくなった経験はありませんか?
実はそれが、偽物の空腹感の正体です。本当の空腹を感じるまでは、一度は我慢してみましょう。その後に感じた空腹感が本物です。
ダイエット成功への道は「継続」しかない!
ダイエットが続かない原因と対策をご紹介しました。ダイエットが継続できない人の特徴は、性格的なものもありましたが、それだけではありませんでしたね。
継続しやすいダイエットを選ぶことで、簡単に痩せることができますよ。
ダイエットを成功させる道は、継続することしかありません。魔法のように、簡単で楽に痩せる方法はないのだと現実にもどりましょう。
そして毎日の習慣をちょっとだけ変えれば、意外と簡単に痩せることができますよ。