あなたは階段派ですか? それともエスカレーター派ですか?
毎日の通勤で、エスカレーターで行くか、階段で行くか迷う時ありますよね。
エスカレーターは長蛇の列ができていて、階段のほうが早そうな場合。
けっきょく階段もノロノロなんだけど、乗るまでに時間がかかるエスカレーターよりはマシかも。
それくらいしか考えていないかもしれません。
でも階段ダイエットをはじめると、「階段がワタシを呼んでる!」と思うようになりますよ。
階段ダイエットは、毎日ジム通いをする時間がない人におすすめのダイエット。
毎日のちょっとした時間で、手軽にできるダイエットだから効果もテキメンです。
でもさすがに通勤時のノロノロ階段では、あまり効果は期待できません。
では、どんな方法でやれば良いのでしょうか?
1日5分からでも、毎日つづけることに意味がありますよ。
その理由をご紹介します。
目次
階段ダイエットって何?メリットと効果
階段ダイエットとは、その名の通り「階段の昇り降り」をするダイエット方法です。
毎日それだけで本当に痩せるんでしょうか?
毎日階段を昇ることに意味がある
階段ダイエットは、毎日階段を昇ることに意味があります。
もちろん体が痛い時や、体調がすぐれない時は休んでください。
でも継続することに意味があるのです。
ジョギングと同じくらいの消費カロリーがある
階段ダイエットは、じつはジョギングと同じくらいの消費カロリーがあるんです。
これは意外ではないでしょうか。
階段ダイエットを15分やるのと、ジョギングを15分やるのは、同じくらいのダイエット効果があるんです。
しかも階段ダイエットのほうが、メリットが多いかもしれません。
「バストが垂れない」「足への負担がジョギングよりは少ない」「そこまでツラくない」「太ももの筋肉を増やせる」
ざっと、こんなメリットがあります。太ももの筋肉については、次にご紹介します。
筋力アップで代謝もアップ
階段ダイエットの効果は、筋力をアップできることです。とくに太ももの筋肉を強化できます。
太ももは体の中でも大きな筋肉の1つです。大きな筋肉を鍛えると、代謝がアップするんですよ。
代謝がアップするというのは、痩せやすい体になるということ。
つまり脂肪が燃焼しやすい体になれるんです。
体幹が鍛えられてカラダが引き締まる
階段ダイエットの効果は、体幹が鍛えられることです。
階段を昇り降りする運動は、筋トレと有酸素運動を同時にやっているような感じです。
これがちょうど体幹トレーニングと似ているんですね。
しかも「階段を昇れば体幹が鍛えられる」「体幹が鍛えられると階段が昇りやすくなる」という相乗効果も期待できるんです。
体幹が鍛えられると、体が引き締まっていくのがわかります。
足だけでなく、全身の脂肪が落ちやすくなります。
階段ダイエットのやり方
階段ダイエットのやり方は、いたって簡単です。とにかく階段を昇りましょう。以上!
基本的にエレベーターとエスカレーターは使わないと誓う
階段ダイエットは、日常生活の中に組みこめるのが嬉しいポイントであり、長続きできるポイントです。
階段ダイエットをはじめたら、基本的にエレベーターとエスカレーターは使わないと誓いましょう。
毎日わざわざ階段を昇る時間を作らなくても、これを誓うだけで全然ちがいます。
会社の階段や駅の階段、マンションの階段や遠回りして近所の階段など、できるところはたくさんあります。
もちろん家の中の階段でも良いですし、踏み台昇降で代用してもOKです。階段と同じ効果が期待できます。
あまり深く考えずに、気軽に取り組むことが階段ダイエットを成功させる秘訣ですよ。
1日400段・15分以上が目安
階段ダイエットのやり方は、1日400段が目安です。時間は15分以上継続するのが良いと言われています。
また階段を昇り降りするときの姿勢にも注意しましょう。
腰が曲がってダラダラと昇り降りしても、あまり良くありません。
かといって、1段抜かしで昇ってもあまり消費カロリーは多くないのです。
ふつうに1段ずつ昇り降りして、姿勢に気をつけると消費カロリーも多くなります。
またお腹を引っ込めておくと、腹筋も適度に鍛えられますよ。
本気モードなら1日1時間がオススメ
本気で階段ダイエットに取り組もうと思っているあなたには、毎日1時間やることをおすすめします。
といっても、最初はトータルで1時間でもOKです。10分×6回とか、20分×3回とか。
足腰が強くなって、体幹もかなり鍛えられるでしょう。
ダイエット目的だけでなく、健康管理の一環としてもおすすめできます。
階段ダイエットの注意点
階段ダイエットは、継続が大切です。階段の昇り降りは高齢者にもおすすめの運動なので、一生続けても良いくらいです。
でも続けるためには、注意点を守って行いましょうね。
準備運動はしっかりと行う
今まで運動不足だった人がいきなり階段ダイエットをはじめると、足を痛める可能性があります。
そのためたかが階段といえども、準備運動はしっかりと行いましょう。
最低でも屈伸と足首まわし、できればしんきゃくとアキレス腱のばしもしておくと良いでしょう。
腕を大きく振る場合には、肩まわしや首まわしもプラスするのがおすすめです。
運動後にストレッチとマッサージをする
階段ダイエットの直後は、ストレッチをして整理体操としましょう。
運動する時は、準備運動と整理体操をすることで、筋肉痛や故障を防げます。
またお風呂上がりなどにマッサージをするのもおすすめ。
とくに筋肉が硬くなっているところは、やわらかくほぐしておきましょう。
そうすることで明日のパフォーマンスが変わって、疲労も回復しやすくなります。
足が痛い時は無理せず回復させる
階段ダイエットを続けていくと、足が痛くてツライ時が来ます。
とくに筋力がなかった人は、膝や股関節が痛くなったり、ふくらはぎや太ももが筋肉痛に襲われることもあります。
その場合には無理せず休むようにしましょう。
しっかりと回復させてから、また再開すれば良いのです。そのうち楽になっていきます。
階段から落ちないように注意
階段ダイエットの最大の注意点は、階段から落ちないように注意することです。
「まさか、階段から落ちるなんて」と思うかもしれませんが、意外と油断できないんですよ。
階段を長時間昇り降りしていると、足がカクカクになってくることがあります。
また体が疲れてくると、階段を降りる時に油断しがちなんです。
足の力を抜いてダラ~っと降りると、階段から足を滑らせる危険性があります。
とくにかかとから着地して降りるのは注意!
階段を降りる時は、あまり足の力を抜かないで、つま先から着地するように降りましょう。
くれぐれも注意してくださいね。
階段ダイエットは筋肉のストックで痩せる
階段ダイエットの効果ややり方をご紹介しました。
階段ダイエットが効果的ないちばんの理由は、筋肉をストックできることです。
毎日5分でも階段の昇り降りをすることで、確実に筋肉がついていきます。
毎日やることで、その筋肉を維持できますよね。それどころか、さらに筋肉がついていきます。
つまり筋肉のストックができるということなんです。
筋肉のストックができると何が良いのか?
それは徐々に代謝がアップしていくということです。
毎日続けて、筋肉のストックで痩せましょうね。