縄跳びダイエットは、消費カロリーが高い有酸素運動です。
有酸素運動の中ではハードな運動なので、ジョギングと同等の消費カロリーが期待できるといわれています。
そこで今回は、縄跳びのダイエット効果や跳び方などをご紹介します。
縄跳びダイエットのやり方は簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
目次
縄跳びダイエットの効果
縄跳びダイエットは、消費カロリーが高い有酸素運動です。
しかし、やり方によっては脚などへの負担が大きいので、ケガをしないように注意が必要して行いましょう。
下半身の筋肉を鍛える
縄跳びダイエットは下半身の筋肉を鍛える効果があります。
太ももやふくらはぎなどの筋肉を鍛えると、足の引き締め効果も期待でき、脚痩せにもつながります。
また、脚の筋肉量が増えると体を動かしやすくなり、運動による疲れを感じにくくなるでしょう。
消費カロリーが高い
縄跳びは有酸素運動のなかでも消費カロリーが高く、ダイエットに効果的です。
とくにジャンプする運動は消費カロリーが高く、ジョギングと同じくらいの消費カロリーだと言われています。
消費カロリーが高い運動は脂肪を燃焼しやすくなるため、ダイエットに非常に効果的といえるでしょう。
縄跳びがない場合には、縄跳びの振りをする「エアー縄跳び」でも効果が期待できます。
縄跳びダイエットのやり方
縄跳びダイエットのやり方をご紹介します。
縄跳びをする時間と回数は?
縄跳びダイエットの回数は、1分間に60回くらいできるようになると良いでしょう。
最初は遅くても良いので、少しずつ適度な速さになるように練習すると良いですね。
ダイエット効果を高めるには、20分間継続すると良いでしょう。
インターバルで20~30秒休憩して、また跳び始める……という繰り返しをするのがおすすめです。
トータルで20分間やればOKなので、休みながらやってみましょう。
どんな縄跳びが良いの?
縄跳びダイエットで使う縄跳びは、できれば少し重みのあるタイプのほうが跳びやすいです。
あまり本格的な縄跳びや、ロープを使う必要はありませんが、ある程度の重みがあるほうが良いでしょう。
ただし、あまり重いと腕がキツクなりますので、適度な重さを選んでください。
縄跳びの長さは、片足で縄跳びを踏んで、両手の位置が腰よりちょっと上くらいがベストです。
それ以上長いと回すのが大変ですし、タイミングを合わせるのがむずかしいです。
それより短いと、高くジャンプしないと跳べません。適度な長さに調節してから始めましょうね。
縄跳びダイエットの跳び方
縄跳びダイエットでは、どんな跳び方をすれば良いのでしょうか。
ボクサーみたいな縄跳びの跳び方
やっぱり縄跳びと言えば、ボクサーですよね。
ボクサーは減量のために縄跳びをしているわけではありませんが、ダイエット効果は高いと考えられます。
慣れてくると、脚をあまり高く上げなくても跳べるようになります。
また手で縄跳びを思いっきり回さずに、手首を使って小さく回すのが疲れないコツです。
縄跳びを持つ位置も、なるべく腰の位置で低く持つのがポイント。
そうすると腕が疲れにくいです。
いろいろなバリエーションの跳び方があるので、消費カロリーもアップしますね。
お腹痩せに効果が期待できる「ツイスト」
普通の縄跳びでは、ちょっとむずかしい跳び方ですが、エア縄跳びならできそうですよね。
ウエスト部分をツイストすることで、くびれができる効果も期待できます。
消費カロリーがわかるエア縄跳びを使えば、どれくらいの有酸素運動の効果があったのかわかりやすいですね。
消費カロリーを目標にして、モチベーションもアップしそうです。
縄跳びダイエットの注意点は?
縄跳びダイエットには、注意することもあります。ケガをしないためにも、しっかりと確認しておきましょう。
コンクリートの上ではやらない
縄跳びダイエットの注意点は、コンクリートの上では跳ばないことです。
コンクリートなどの硬い地面の上で跳ぶと、膝に衝撃が強くかかります。
すると関節を痛めて、縄跳びを継続することができなくなってしまいますね。
ダイエットは継続できなければ効果がありませんので、なるべく土の上で跳ぶようにしましょう。
できれば学校の校庭のような、土で平らな地面がベストです。
それが無理なら、芝生の上でもOK。ただし、縄跳びがうまく回らずに、ちょっと跳びにくいですね。
ランニングシューズを履いて跳ぶ
縄跳びダイエットの注意点は、ランニングシューズなどのクッション性の高い靴を履いて跳ぶことです。
縄跳びダイエットは家でやることもできますが、その場合にも裸足ではなく、ランニングシューズを履くことをおすすめします。
マンションの場合には、ご近所の迷惑にならないように気をつけてくださいね。
快適にダイエットを継続するためにも、大切なことです。
準備運動とマッサージを忘れずに
縄跳びダイエットの注意点は、準備運動を忘れないことです。
縄跳びは地味な運動ではありますが、けっこう足腰に来ます。
そのため、しっかりと準備運動をしておかないと、体を壊しかねません。
また終わった後には筋肉が張っていますので、しっかりとマッサージでほぐしておきましょう。
とくに、ふくらはぎは硬くなっているはずです。
しっかりとほぐさないと、筋肉痛で挫折してしまうことになります。
女性はスポーツブラが必須
女性の場合には、必ずスポーツブラをして縄跳びダイエットに取り組んでください。
なぜならジャンプする運動は、胸がはげしく揺れるからです。
ジョギングもそうですが、胸が揺れるとクーパー靭帯と呼ばれる胸を支えている靭帯が切れて、胸が垂れてしまいます。
それだけでなく、胸が揺れることで小さくなっていくとも言われています。
きれいなバストを保つためにも、絶対にスポーツブラを着用してくださいね。
慣れてくると体力がついて健康なカラダに
縄跳びダイエットの効果とやり方をご紹介しました。
はじめはツラいと思いますが、体が慣れてくると、体力がついた証拠です。
その頃には、健康なカラダになっていることでしょう。
縄跳びダイエットは、健康づくりのためにも効果的です。
時間はそれほど長くかからないので、他の運動よりも効率的に健康づくりができるでしょう。