横隔膜ダイエットの効果はくびれと猫背解消!
横隔膜って聞いたことあるけど、具体的にどんな機能があるのか良くわからないですよね。
どこにあって、なぜくびれができるのか。
横隔膜は呼吸する上で大切な筋肉の一種なのですが、多くの人は横隔膜をうまく使いきれていないようなんです。
横隔膜を最大限に活用して呼吸をすれば、くびれや猫背解消などの効果が期待できます。
それ以外にも女性にうれしい効果がたくさんありますので、じっくりとご紹介していきますね。
目次
横隔膜とは呼吸するときの筋肉
横隔膜とは、そもそも何なのかをご紹介しましょう。
横隔膜がある場所は、お腹と胸の間くらいに位置していて、呼吸に深く関係しています。
ストレスや加齢で呼吸は浅くなっていく
日頃の生活でストレスがたまることって、多いですよね。
横隔膜は加齢によっても衰えていくのですが、ストレスがたまることで呼吸は浅くなると言われています。
人は1日に2万回くらいの呼吸をしているのですが、呼吸が浅くなるとさまざまな不調があらわれてきます。
体内に酸素を多く取り込めないことで、細胞が活性化されなくなってしまうんです。
疲労が回復できなかったり、免疫力が低下したりという不調があらわれることで、代謝も低下しがちになってしまいます。
なんか頭がスッキリしないと感じるのも、酸素不足が関係していると考えられます。
横隔膜を動かして呼吸すると酸素が多く取り込める
横隔膜を大きく動かすことで、酸素をより多く取り込むことができます。
酸素が多く取り込めれば、血行が促進されて、体が元気になっていきます。
横隔膜を動かすには、胸を大きく開く必要があります。
胸を開くことで姿勢が良くなり、猫背の解消にも効果的なんです。
からだの健康や美しさを保つ効果のある呼吸法
横隔膜を意識した呼吸をすることで、体の健康やスタイルが良くなる効果が期待できます。
横隔膜呼吸法によって代謝がアップして、スタイル美人になれるんですね。
また横隔膜呼吸法によって血行が良くなり、全身へ栄養が行きとどくようになります。
すると健康を保つことができるんですね。
横隔膜ダイエットはキレイに痩せる効果がいっぱい!
横隔膜ダイエットの効果は、キレイに痩せることができることが一番のメリットです。
とくに女性にとってうれしい効果がたくさんありますので、順番にご紹介していきます。
腹筋を使う呼吸法なので、くびれができる
横隔膜ダイエットの効果は、くびれができて、スタイルが良くなることです。
ぽっこりお腹が気になる人は、横隔膜ダイエットをすることでウエストサイズを細くすることができます。
とくに横隔膜呼吸法は腹筋を使う「腹式呼吸」に通ずる部分があり、ドローインをしているのと同じ効果を得ることができます。
腹式呼吸とは、息を吸った時にお腹がふくらみ、息を吐いた時にお腹がへこむ呼吸法のこと。
ドローインとは腹式呼吸を使ったトレーニングのことです。ダイエット効果が高いことで知られています。
呼吸が深くなると、代謝アップして痩せ体質になる
横隔膜ダイエットの効果は、呼吸が深くなることで代謝アップができることです。
痩せやすい体質になれるのはもちろん、ダイエット後のリバウンドを防ぐこともできるようになります。
せっかく痩せたのにリバウンドしたら、苦労が水の泡ですからね。
リバウンドしないということは、健康的に痩せることができるということです。
肩こり解消や疲労回復の効果もある
横隔膜ダイエットの効果は、肩こり解消や疲労回復の効果が期待できることです。
横隔膜を動かして呼吸すると、血液中に酸素が行き渡るようになり、疲労物質を排出しやすくなります。
また後ほどご紹介する「横隔膜呼吸トレーニング」をすると、肩こりが解消すると言われています。
肩が硬くなっていると、横隔膜を動かしにくくなるんです。
リラックスして安眠効果がある
横隔膜ダイエットの効果は、リラックス効果があることです。
横隔膜を動かすと、副交感神経が優位になり、リラックスできると言われています。
体に多くの酸素を取り込み、リラックスできれば、安眠効果を得ることもできます。
安眠できることで体調は良くなり、より疲労も回復できるということですね。
猫背解消するとバストアップ効果もある
横隔膜ダイエットの効果は、猫背を解消して、姿勢を美しくできることです。
姿勢が良くなると血行が良くなり、内臓への負担も軽減します。
そのため体調が良くなり、さらに呼吸もしやすくなるというわけです。
また胸を開くことで、垂れ乳を防ぐバストアップ効果も期待できると言われています。
横隔膜呼吸トレーニングの方法はリラックスしてやること
では、横隔膜呼吸トレーニングの方法をご紹介します。
ポイントは、リラックスしておこなうこと。簡単にできる方法でないと、効果がないと言われています。
無理のない範囲でやってみましょう。
横隔膜を柔らかくする呼吸トレーニング
まずは横隔膜を柔らかくする正しい呼吸法からご紹介しましょう。
- 両手の指を肋骨の下に押し込むような感じで当てます。
- 姿勢を正した状態で、息をゆっくりと吐いていきます。
- 10秒間吐いたら、手を離して息を5秒間吸います。
- これを5回くらい繰り返しましょう。
手を押し込むことで、吐いた時にお腹がへこみ、吸った時にお腹がふくらみやすくなります。
できるだけ深い呼吸を心がけましょう。
横隔膜をひらく呼吸トレーニング
胸を開くことで、自然と横隔膜も開きます。
ストレッチ効果もあり、すごく気持ちいいのでオススメです。
- 床に横になり、上側の膝を曲げてクッションの上に乗せます。頭には、枕を置きましょう。
- 両手を前に伸ばし、上側の手をゆっくり広げて、胸を開きます。
- 手を広げると同時に、顔も同じ方向へ動かします。
- 床に手がつかなくても、できるところまででOKです。
腰をひねる時に息を吐き、戻る時に息を吸います。
反対側も同じようにやってみましょう。
肩を柔らかくする呼吸トレーニング
横隔膜がしっかりと動かせていないと、結果的に肩が硬くなってしまうそうです。
そのため肩を柔らかくするする呼吸トレーニングもご紹介しておきます。
- バスタオルを丸めて、背骨に沿うように置きます。
- その上に仰向けになります。枕はあってもなくてもOKです。
- 膝を立てても、伸ばしても、どちらでもやりやすいほうでOKです。
- 手は体から少し離し、手のひらを上に向けて伸ばします。
- 床の上を滑らせる感じで、肩を上げ下げします。
両腕を同時にやっても良いですし、やりにくい場合は、片手ずつやってもOKです。
ポイントは、なるべく肩に力が入らないようにすること。
ストローで横隔膜呼吸トレーニング
横隔膜呼吸トレーニングを簡単にやるには、ストローを使うと効果的です。
ストローをくわえて、口だけで呼吸をしてみましょう。
できるだけ長く息を吐いて、ゆっくり息を吸いましょう。
鼻を使わずに、目を閉じずにやってみてください。
普段から横隔膜呼吸をする方法と効果的なポイント
では、普段の生活で横隔膜呼吸をする方法はあるのでしょうか?
効果的なポイントをご紹介します。
ゆっくり話すと副交感神経が優位になり、リラックス
あなたは早口ですか? それともゆっくり話すほうですか?
じつは、ゆっくり話すだけでも呼吸が深くなると言われています。
つまり呼吸が深くなるから、横隔膜呼吸トレーニングにもなるというわけです。
しかも横隔膜を動かすと副交感神経が優位になりますので、リラックス状態になることができるんです。
横隔膜呼吸トレーニングは朝と寝る前が効果的
横隔膜呼吸トレーニングをするのに効果的な時間帯は、朝起きた時と寝る前です。
朝から横隔膜を動かすことで、酸素を多く取り込み、代謝がアップします。
寝る前にやることで、リラックス効果と安眠効果が得られます。
安眠できるようになれば、健康・美容・ダイエットに良いですよね。
横隔膜ダイエットは心も体もキレイになる効果がある!
横隔膜ダイエットの効果とやり方をご紹介しました。
横隔膜呼吸トレーニングに方法は、簡単でリラックス効果があるので、ぜひやってみてくださいね。
また日頃の生活でも横隔膜を動かすように意識することで、疲れにくい体をつくることができるでしょう。
横隔膜を意識した呼吸法をマスターして、体の機能を向上させてくださいね。