痩せるメカニズム

痩せる脳のつくり方|セロトニンを増やしてリラックスダイエット

痩せる脳のつくり方は、ストレスを解消して幸せになること

らん
らん
もうストレスでイライラしてるから、食べ放題に行っちゃおっかな!

こみちさんは、かなりストレスが溜まっているみたいですね。
ストレスがたまると、つい食べ過ぎてしまうという人も多いのではないでしょうか?

これを「ストレス食い」なんて呼んだりしますよね。
そもそもストレスがたまると、なぜ食べ過ぎてしまうのか。

また食べてもストレスは解消されることがなく、余計にストレスが溜まってしまうというんです。
これは改善しないといけませんね。

まずは「痩せる脳」と「太る脳」について、解説していきます。

「痩せる脳」と「太る脳」がある?

「ダイエット」と「脳」は、直接的に関係ないと感じますよね。
でも実は、大きく関係しているんです。

脳には「痩せる脳」と「太る脳」があり、太る脳は、食べる量をコントロールできなくなってしまうんです。

太る脳をつくってしまう原因は、「ストレス」が大きく関係しています。
「ストレス太り」という言葉があったり、「ストレスがたまると食べ過ぎてしまう」という人もいると思います。

この原因は、脳にあったんですね。
では太る脳では、いったい何が起きているんでしょうか?

太る脳は、ストレスを増やす!

太る脳は、ストレスを増やしてしまい、どんどん痩せにくくなってしまうんです。
脳では、どのようなことが起きているのでしょうか?

セロトニンが減少して、食欲を満たそうとする

太る脳になる原因は、セロトニンが少ないことが挙げられます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、幸福感を高めてくれます。

でもセロトニンが減少すると、脳がストレスを強く感じてしまうんですね。
そのストレスを解消するために、違う欲求を満たそうとします。

そこで手っ取り早く満たせる欲求と言えば、「食欲」なんです。
そのため食欲を満たすことで、食べるという行動に出てしまいます。

セロトニンが減少すると、食べ過ぎてしまう

食べて食欲を満たそうとしても、セロトニンが減少していると、満足感を得られないんです。
そのため食べても食べても、気分的に満たされることはなく、食べ過ぎてしまうことが考えられます。

「ついストレス食いをしてしまう」という人は、まずはストレスを解消することが、ダイエット成功への近道になりますね。

いくら食べても満足できずに、余計にストレスが増える

ストレスが食べ過ぎを招き、太る脳をつくってしまいます。
このメカニズムは、ちょっと厄介なんです。

いくら食べても満足できなくなるため、余計にストレスが増えてしまうという悪循環に陥ってしまうんです。
これじゃぁ、痩せられないのも無理はありませんね。

太る脳を痩せる脳にするためには、とにかくストレスを解消することが先決です。
これ以上太らないためにも、痩せる脳のつくり方を見ていきましょう。

痩せる脳のつくり方は、セロトニンを増やすこと

痩せる脳のつくり方をご紹介したいと思います。
痩せる脳をつくるには、セロトニンを増やすことが必要です。

どのような方法で、セロトニンを増やせば良いのでしょうか?

軽い運動を20~30分やる

セロトニンを増やす方法は、軽い運動も効果的です。
セロトニンが増える運動とは、「単純な動きを繰り返す」のがコツです。

連続的な動きをすることで、痩せる脳がつくられると言われています。
たとえば「踏み台昇降」は、同じ動きの繰り返しのため、セロトニンを増やすには効果的です。

またウォーキングでも、同じ動きを繰り返していると言えますので、ウォーキングもオススメです。
なるべく20~30分続けることで、セロトニンが増えやすくなります。

好きな人に抱きしめてもらう

セロトニンを増やして痩せる脳をつくるには、好きな人に抱きしめてもらうことも効果的です。
「好きな人」というのが、ポイントですよ。

日本人はあまりスキンシップを好みませんが、恋人とはスキンシップをしますよね。
抱きしめられると、1日のストレスの3分の1が解消されると言われているんですよ。

しかも、たったの数秒で効果があります。
ストレスがたまった日には、恋人に会って抱きしめてもらいましょう。

心がすぅ~っとするのが、感じられますよ。
不思議とね。

セロトニンを増やす食べ物を食べる

セロトニンを増やすには、トリプトファンを含む食べ物を食べると良いと言われています。
トリプトファンはアミノ酸の一種で、摂取することでセロトニンを増やすことができるんです。

トリプトファンを含む食べ物は色々ありますが、豆乳・チーズ・バナナ・ゴマなどです。
すぐに手に入る食べ物ばかりなので、簡単に続けられそうですね。

毎日少しずつ取り入れて、痩せる脳をつくっていきましょう。

朝起きた時に、朝日をあびる

セロトニンを増やして痩せる脳をつくるには、朝日を浴びることが効果的です。
朝起きてすぐにカーテンを開けて、朝日を浴びることで、体内時計がリセットされると言われています。

夜寝る時から「メラトニン」というホルモンが分泌されて、副交感神経が活発になります。
副交感神経が優位になると、リラックスできる効果があると言われています。

これが朝になるにつれて、交感神経が優位になっていくのですが、朝日を浴びることで瞬間的にリセットできるんです。
朝日を浴びないまま1日をはじめると、すっきりと脳が目覚めることができずに、何となくだるさを感じたりすることが多いです。

セロトニンを増やすには、この副交感神経と交感神経などの「自律神経を整える」ことが大切なんです。

腸内環境をととのえて、温める

セロトニンを増やして痩せる脳をつくるには、腸内環境をととのえることが効果的です。
ストレスがたまっていると、便秘になることが多いですよね。

便秘を解消することも大切なんですが、腸を温めることが大事だと言われています。
腸を温めることで、脳にセロトニンを分泌するような指令が出されるんです。

そのため結果としてセロトニンの分泌が増えて、痩せる脳を作ることができるんです。

セロトニンを増やして、痩せる脳を手に入れちゃおう

痩せる脳と太る脳の特徴をご紹介しました。
痩せる脳のつくり方は、セロトニンを増やすことだとわかりましたね。

セロトニンが増えると食べ過ぎを防ぎ、ちょうど良い量で食事を終わらせることができます。
ストレスがたまると食べ過ぎますが、食べても満たされずに、余計にストレスがたまってしまうんですね。

ストレス解消と痩せる脳は、つながっていると考えられます。
毎日の習慣の中で、セロトニンを増やしていきましょう。