ダイエット中なら、太らないケーキの食べ方と選び方を知っておこう!
クリスマスケーキや誕生日ケーキは、パーティーやお祝いの席には欠かせないですよね。
子どもから大人まで、ケーキが好きな人は多いのではないでしょうか?
- 甘くて、ふかふかのショートケーキ
- しっとり濃厚なチーズケーキ
- ずっしり高級感のあるチョコレートケーキ
この他にも、モンブランやシフォンケーキが好きな人もいるかもしれませんね。
でもダイエット中は、ケーキを食べてはいけないと思っている人が多く、我慢してストレスを溜めてしまう人も。
ストレスが溜まるといつか爆発して、ドカ食いの原因にもなりかねません。
そこで今回は、太らないケーキの食べ方と選び方をご紹介します。
上手なケーキの食べ方を知って、ストレスレスなダイエットを目指しましょう。
目次
なぜケーキは太るの?
「ケーキは太る」というのは、多くの人が感じていることですよね。
そもそもケーキは、なぜ太るのでしょうか?
糖分が多いから太りやすい
甘くて美味しいケーキには、糖分が多く含まれています。
糖分を摂ると血糖値が上昇して、それを下げるためにインシュリンが分泌されます。
とくに血糖値が低下している空腹時に甘い物を食べると、血糖値が急激に上昇します。
するとインシュリンが大量に分泌され、脂肪がつきやすくなります。
ケーキを食べると太る理由は、この急激な血糖値の上昇が原因なのです。
糖分には依存性がある
甘いケーキを食べると、ほっこりした気分になりますよね。
これは「ドーパミン」と「セロトニン」という脳内ホルモンが分泌されるからです。
この2つの物質は、快感を与えるホルモンで、依存性があると言われています。
そのため疲れた時やストレスがたまった時に、甘い物が欲しくなるのです。
ひどくなると「甘味依存症」という症状になり、連鎖的に甘い物が欲しくなります。
甘い物ばかり食べていると脂肪がたまりやすくなり、糖尿病や心臓病などの病気を引き起こす恐れがあります。
糖分より太るのは、脂肪分が多いケーキ
糖分を摂ると血糖値が上がることで、脂肪がつきやすくなると言いましたが、じつはケーキが太る理由は、糖分よりも脂肪分のほうが大きな原因になります。
ケーキは、以下のような材料で作られています。
- 炭水化物(糖質)……砂糖・小麦粉
- タンパク質……卵・乳製品
- 脂質(脂肪分)……バター・生クリーム
これらの食材は、太りやすいと言われていますよね。
とくに脂質は、1gあたりのカロリーが、タンパク質や炭水化物よりも高カロリーです。
ケーキにはバターや生クリームがたっぷり使用されているので、ケーキは高カロリーなのです。
そのため体脂肪になりやすく、太りやすいということですね。
太りにくいケーキの選び方
ケーキが太る理由をご紹介しましたが、太りにくいケーキもあります。
太りにくいケーキを選べば、ダイエット中でも食べられそうですよね。
では、太りにくいケーキの選び方をご紹介しましょう。
脂肪分の少ないケーキを選ぶと太りにくい
ケーキが太る理由は、糖分よりも脂肪分のほうが大きな原因になるとご紹介しました。
そのため脂肪分の少ないケーキを選ぶと、太りにくと考えられます。
つまりバターや生クリームをあまり使っていないケーキを選ぶ必要があります。
太りにくいケーキはコレ!
バターや生クリームをあまり使っていないケーキは、以下の通りです。
- シフォンケーキ
- カスタードクリームのシュークリーム
- チーズスフレ
- プリン
- フルーツ入りのロールケーキ
シフォンケーキやチーズスフレは、卵が多く使われています。
そのため脂質よりもタンパク質が多めであることがわかりますね。
太りにくいケーキの選び方は、「タンパク質が多く含まれているもの」を選ぶことです。
またプリンやシュークリームは、カスタードが多く使われています。
カスタードも卵が原料なので、タンパク質が多めであることがわかります。
さらにフルーツ入りのロールケーキですが、生クリームが使われているとはいえ、フルーツが入っている分、クリームの量が少なめです。
そのため脂肪分が少ないと言えます。
さらに果物には食物繊維が多く含まれているので、脂肪を排出しやすくなる効果があります。
太りにくいケーキの選び方は、野菜や果物、ナッツ類などの食物繊維が含まれているものを選びましょう。
◆太りやすいケーキはコレ!
では、太りやすいケーキは、どんなケーキなのでしょうか?
- チョコレートケーキ
- いちごのショートケーキ
- レアチーズケーキ・ニューヨークチーズケーキ
- タルト
- ミルフィーユ(パイ)
- モンブラン
- ティラミス(ムース系)
この中でもチョコレートケーキが、いちばん太りやすいと言われています。
チョコレートは糖分のほかに脂肪分も多く含まれていて、しかもケーキの外側にコーティングされているものが多いでしょう。
そのため、かなりの量のチョコレートが使われています。
チョコレートは少量なら美容に良いですが、食べ過ぎるとニキビなどの原因になる場合があります。
またショートケーキは生クリームが多く、タルトやミルフィーユには、バターが大量に使われています。
さらにティラミスなどのムース系は、砂糖が大量に含まれているのです。
意外なケーキとしては、モンブランです。
あまり太るイメージがありませんが、じつは黄色いクリームには、砂糖と生クリームが大量に使われています。
栗もカロリーが高めですが、食物繊維が含まれているので、栗自体が問題ではありません。
栗を甘く加工していたり、モンブランのクリームがあることで、太りやすいケーキに分類されるのです。
太りにくいケーキの食べ方と時間帯
太りにくいケーキをご紹介しましたが、やっぱり好きなケーキが食べたい!という人は、どうすれば良いのでしょうか?
その場合は、食べ方に気をつければ太りにくくなります。
では、どんな食べ方をすれば太りにくいのでしょうか?
ケーキを朝に食べる「マリーアントワネット式食事法」
太りにくいケーキの食べ方は、朝に食べることです。
朝食べると、1日の活動によってカロリーを消費しやすくなります。
またフランス王妃だったマリーアントワネットが、朝にケーキを食べても痩せていたことから、「マリーアントワネット式食事法」というダイエット方法があります。
このダイエット方法を10週間続けて、9.5キロの減量に成功したイギリス人女性もいるそうです。
この食事法にはルールがあり、朝はケーキを食べ、昼は肉や魚を中心とした栄養バランスの良い食事、夜は野菜スープを飲むというものです。
ケーキが大好きで、どうしても食べたいという人は、1日の食事法を見直してみてはいかがでしょうか?
午後2~6時に食べると、燃焼しやすいので太りにくい
ケーキなどの高カロリー食を食べるなら、午後2~6時頃が良いと言われています。
この時間帯は1日の中でいちばん体温が高く、脂肪が燃焼しやすいと言われています。
3時のおやつは、太りにくい時間帯だったのです。
昔からの風習には、それなりの根拠があるのかもしれません。
脂肪の吸収をおさえる飲み物と一緒に食べる
太らないケーキの食べ方は、ケーキと一緒に、脂肪の吸収をおさえる飲み物を飲むことです。
ベストなのは「抹茶」です。
抹茶にはカテキンと呼ばれるポリフェノールが含まれていて、脂肪の吸収をおさえる働きがあります。
また紅茶にも発酵したポリフェノールが含まれているので、ケーキと一緒に飲む飲み物としてはオススメです。
糖分は入れずに、無糖で飲むと良いでしょう。
ケーキを食べる量は、ひかえめに
太らないケーキの食べ方は、食べる量に気をつけることです。
どんな食べ物でもそうですが、食べ過ぎれば太ります。
とくにケーキは高カロリーですから、食べる量はひかえめにしましょう。
美味しい物は、少し食べるから、より美味しさを感じるものですよ。
ゆっくり食べて、血糖値の上昇をゆるやかに
太らないケーキの食べ方は、ゆっくりと味わって食べることです。
血糖値が上昇するのは、早食いにも原因があります。
そのため、ゆっくりと食べることで、血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。
できるだけゆっくり食べて、血糖値が急激に上昇しないようにしましょう。
ダイエット中でも罪悪感なく食べられるケーキレシピ
太りにくいケーキを食べたいけど、できるだけ好きなケーキに近いケーキが食べたい人は、自分で作っちゃいましょう。
ダイエット中でも罪悪感なく食べられるケーキレシピをご紹介します。
炊飯器で作れるケーキレシピ
自宅で簡単にケーキを作るなら、炊飯器で作れるレシピもあります。
オーブンが家にない人や、今までケーキを作ったことがない人でも、簡単に作れるレシピをご紹介しましょう。
◆ダイエットケーキ①「ガトーショコラ」
ケーキの中でも、チョコレートケーキがいちばん太ると言われています。
でもチョコレートケーキが好きな人は多いですよね。
そこで豆腐を使うことで、カロリーをおさえたレシピです。
食べごたえもあり、満足できるダイエットケーキですよ。
◆ダイエットケーキ②「チーズケーキ」
炊飯器で簡単♪玄米粉と豆腐のチーズケーキ by okami★
チーズケーキの中でも「チーズスフレ」は、太りにくいと言われています。
でも「レアチーズ」や「ニューヨークチーズケーキ」は太りやすいと言われています。
そこで、こちらも豆腐を使うことで、カサ増しやカロリーオフができます。
けっこう濃厚なチーズケーキなので、満足できると思いますよ。
糖分と脂肪分が少なめのケーキレシピ
ケーキが太る理由は、「糖分」と「脂肪分」が原因ですから、その2つが少なめのケーキレシピをご紹介しましょう。
◆ダイエットケーキ③「ヨーグルトケーキ」
ヨーグルトケーキは、もともと太りにくいケーキに分類されますが、さらにヘルシーなケーキレシピです。
このヨーグルトケーキには「おから」が入っていて、砂糖もかなり少なめです。
またレンジで15分加熱するだけなので、作り方もカンタン。
ケーキ作りが初めての人でも、作れそうですね。
◆ダイエットケーキ④「ブラマンジェ」
なめらかとろ~ん♪ かぼちゃブラマンジェ by スタイリッシュママ
ブラマンジェとは、フランスのデザートです。プリンみたいですが、卵は入っていません。
本来ブラマンジェには生クリームを入れるのですが、これは「かぼちゃ」を使っているのでヘルシーですね。
盛りつけ方によっては、おもてなしレシピになりそうです。
ダイエット中でもケーキを食べて、ストレスなく痩せよう!
ダイエット中でも食べられるケーキについて、ご紹介しました。
ケーキの食べ方や選び方によっては、太りにくい方法もわかりましたね。
ダイエット中だからといって、我慢しすぎるとストレスがたまります。
ケーキが好きな人は、我慢しすぎずに、太りにくいケーキを食べて、ダイエットを乗り切りましょう。