痩せるメカニズム

食べ過ぎた次の日のリセット方法|何も食べないのはNG!

食べ過ぎた次の日のリセットは食事で解決!

ダイエット中なのに、ついつい食べ過ぎてしまう日って、ありますよね。
会社の飲み会や長期連休などがあると、どうしても気がゆるんで「ま、いっか」と妥協してしまいます。

でも大丈夫。
たった1日食べ過ぎただけなら、リセットして、なかったことにできるんです!

らん
らん
そんな便利な方法があるなら、ダイエット中に食べ過ぎちゃっても安心ね

まぁ安心とまではいきませんが、適切に対処すれば、食べ過ぎをリセットすることは充分に可能です。
では、その方法をご紹介していきましょう。

「食べ過ぎた次の日に何も食べない」はNGだった!

「食べ過ぎたら、次の日の食事を抜けば大丈夫でしょ?」と思っている人は多いのではないでしょうか?
じつはコレ、NGなんです。

何も食べないと、「もう食べ物が入ってこないのかな?」と体が危険を察知して、脂肪をため込むシステムが作動します。
そのため逆に太りやすくなってしまうのです。

だから食べ過ぎた次の日でも、食事は1日3食、できるだけ食べるようにしましょう。
でも、お腹が空いていないのに無理して食べる必要はありません。

食べ過ぎた次の日は、3食摂るとはいえ、食事量を減らすのが正解です。
いつもの半分か、3/4くらいの食事量に減らすと良いでしょう。ちゃんと3食に分けて食べることが大切です。

食べ過ぎた次の日に、すぐ脂肪がつくわけではない

食べ過ぎた次の日に体重計に乗ると、驚くほど体重が増えていてガッカリした経験はありませんか?
でも、それは脂肪がついたわけではないんです。

脂肪が体に蓄積されるのは、食べた3日後だと言われています。
そのため食べ過ぎた2日後までにリセットすれば、充分に対処が可能ということになります。

では、食べ過ぎた次の日に体重が増えているのは、なぜなのでしょうか?
それは「水分」が体内にたまっているから。いわゆる「むくみ」が生じている状態です。

では、食べ過ぎるとなぜ体がむくんでしまうのでしょうか?

食べ過ぎた次の日に、体がむくむ理由

料理には、意外と「塩分」と「糖分」が大量に使われています。
塩分と糖分の摂り過ぎは、体がむくむ原因になります。

そのため食べ過ぎた次の日は、「太った」というよりも、「むくんでいる」という状態です。
まずは、このむくみを解消しなければ、食べ過ぎをリセットすることはできません。

また食べ過ぎた日には、お酒を飲んでいる場合も多いですよね。
お酒のせいもあって、体がむくみやすい状態になっているのです。

1日食べ過ぎただけで、ダイエットを中断しないこと

とくに完璧主義の人に多いのですが、ダイエットが順調に進んでいても、たった1日食べ過ぎただけでダイエットをあきらめてしまう人がいます。

今までダイエットで食事制限や運動をしていた人は、すでに代謝がアップしている可能性が高いです。
その状態なら、1日食べ過ぎただけで脂肪がついたり、今までの苦労がすべて水の泡になることはありません。

しっかりと落ち着いてリセットすれば、元の状態に戻すことも可能です。
だから、ぜひダイエットは続行してくださいね。

投げやりになって、やけ食いやドカ食いをしないように注意しましょう。

食べ過ぎた次の日のリセット方法とは?

では、いよいよ食べ過ぎた次の日のリセット方法をご紹介します。
ポイントは、「食事法」と「運動」の2つです。
しっかりと対処すれば、食べ過ぎる前の状態に戻すことが可能なので、一緒に見ていきましょう。

食べ過ぎた食材を食べない

食べ過ぎた次の日は、食材を選んで食べることが大切です。
とくに食べ過ぎた食材は、食べないようにしましょう。

栄養が偏っている状態なので、食べた物ではなく、足りない栄養をおぎなうことが必要です。
そうすることで栄養バランスが整い、食べ過ぎリセットに効果的です。

栄養バランスの良い食事を少なめに食べる

食べ過ぎた次の日に限らず、栄養バランスの良い食事をすると、太りにくくなると言われています。
また栄養バランスの良い食事をすると、満腹感が増すため、自然と食べ過ぎを防止する効果もあります。

日頃から栄養バランスには気をつけ、食べ過ぎた次の日は、とくに気をつかうようにしましょう。

◆食べ過ぎた翌日の朝食は?

食べ過ぎた翌日の朝食ですが、お腹があまり空いていない場合は、しっかり食べる必要はありません。
でも食事を抜くと逆効果になりますので、野菜や果物を使った「スムージー」がオススメです。

ヨーグルトやサラダなど、軽めの食事でも良いので、何か食べるようにしてください。
もちろん食べ過ぎは禁物ですよ。

野菜と水分を多めに摂り、むくみを解消する

食べ過ぎた次の日は、「野菜」と「水分」を多めに摂ることが大切です。
体がむくんでいる状態なので、野菜に含まれる「食物繊維」と「カリウム」によって、むくみを解消することができます。

また水分が足りないと、老廃物が排出されにくいので、「水」や「お茶」などノンカロリーの飲み物を摂りましょう。
食事を減らすと水分が足りなくなりやすいので、とくに水分は積極的に飲んでください。

◆食べ過ぎた次の日のおすすめレシピ

食べ過ぎた次の日は、食物繊維やカリウムが豊富なレシピがおすすめです。
むくみ解消と便秘解消に効果的なので、リセットに最適です。

たとえば「野菜スープ」や「キノコ鍋」が良いでしょう。
栄養満点な上、デトックス効果もあり、低カロリーなのでリセット食に最適です。

ビタミンB群を摂り、代謝をアップする

食べ過ぎた次の日は、代謝をアップすることが大切です。
食べ物で代謝をアップさせるなら、「ビタミンB群」がオススメです。

ビタミンB群には、「脂質」「糖質」「タンパク質」の代謝をうながす効果があります。

  • ビタミンB1……炭水化物(糖質)の代謝をうながす作用がある
  • ビタミンB2……脂肪を燃焼させ、代謝をアップする
  • ビタミンB6……タンパク質の分解・合成をする

 
では、それぞれの栄養が含まれる食材には、どんな物があるのでしょうか?

  • ビタミンB1……玄米・豚肉・ニンニクなど
  • ビタミンB2……レバー・うなぎ・卵・牛乳・納豆など
  • ビタミンB6……バナナ・カツオ・さんま・マグロなど

 
食べ過ぎた次の日には、これらの食材を食べて、代謝をアップさせましょう。

朝に有酸素運動をしたり、日常の生活で体を動かす

代謝をアップさせる方法と言えば、やっぱり運動ですよね。
運動の中でも、ジョギングやウォーキングなどの「有酸素運動」がオススメです。

とくに朝に運動をすると、1日を通して代謝がアップした状態をキープすることができます。
また日常生活で小まめに体を動かすだけでもOKです。階段を昇ったり、一駅歩いたりしましょう。

ストレッチやヨガで消化を促進する

食べ過ぎた次の日には、「ストレッチ」や「ヨガ」などのゆったりした運動もオススメです。
このような運動にはリラックス効果があり、副交感神経を優位にする効果があります。

副交感神経とは自律神経の1つで、この副交感神経が優位になると、胃腸の働きが活発になります。
そのため食べ過ぎた翌日の消化不良や胃腸障害などを防ぐことができます。

食べ過ぎたら胃腸の働きを促進するツボを刺激!

食べ過ぎた次の日は、胃腸の働きを活発にして、消化を促進することが大切です。
そのための手軽な方法は、「ツボを刺激する」ことです。

胃腸の働きを活発にするツボは、「耳」に集中しています。

胃点……消化を促進するツボ


画像:ツボ道場

耳の真ん中にある軟骨の先端部分が、「胃点」というツボです。
胃腸の働きを活発にして、消化を促進する効果があります。

飢点……食べ過ぎを防ぐツボ

耳の前のふくらみの下にあるのが、「飢点」というツボです。
食べ過ぎを予防するツボなので、食事の前に押しておくと良いでしょう。

耳全体をもみもみして、むくみ解消

耳には無数のツボが集中しています。
胃腸のツボだけでなく、精神を安定させるツボや新陳代謝を活発にするツボもあります。

耳全体をもみもみすると、余分な脂肪や水分の排出をうながし、食べ過ぎリセットに効果的です。
またダイエットのストレスを緩和する効果もありますので、ぜひ暇な時に耳を揉んでみましょう。

食べ過ぎを予防する方法はあるの?

そもそも最初から食べ過ぎを予防できれば、リセットする必要もありませんよね。
では、食べ過ぎを予防する方法はあるのでしょうか?

食事を減らしすぎない

ダイエットで早く痩せたいと焦ってしまうと、極端に食事量を減らしてしまう人がいます。
でもそれでは、栄養不足から代謝が悪くなり、逆に痩せにくい体質になる恐れがあります。

そのため食事量を減らすダイエット法ではなく、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。
すると痩せやすい体質になり、1日くらい食べ過ぎてもリセットしやすくなります。

またダイエットによるストレスが少ないので、そもそもドカ食いをする危険がグンと減ります。

よく噛んで食べる

食べ過ぎを予防する方法は、よく噛んでゆっくり食べることです。
すると満腹中枢が刺激され、お腹がいっぱいだと感じやすくなります。

食事を始めて20分後に満腹中枢が働くと言われているので、食事には20分以上かけることが大切です。

日頃から代謝をアップさせておく

食べ過ぎを予防する方法ではありませんが、日頃から代謝をアップさせておけば、食べ過ぎても太りにくくなります。
小まめに体を動かす習慣を作ったり、食事を腹八分目で終わりにするクセをつけましょう。

また便秘をなるべくしないようにして、むくみ体質を改善することも大切です。
そのためには運動と食事、そしてマッサージなどが効果的です。

食事は楽しむのがポイント|食べ過ぎてもリセットすれば大丈夫!

食べ過ぎた次の日のリセット方法をご紹介しました。
たった1日くらい食べ過ぎても、しっかり対処すれば太ることはないんですね。

また食事は楽しんで食べるのがポイント。楽しみながら食べると消化が良くなります。
また美味しいと感じながら食べると、満腹感がアップすると言われています。

らん
らん
らんの一言コラム

食べ過ぎが続くと脂肪になる。
でも1日だけなら、なかったことにできますよ。