ちくわがダイエットにオススメの理由と痩せる効果
誰でも一度は食べたことがある「ちくわ」。それなのに、なかなか料理の主役になることがなく、地味な食品ですよね。
実は、この地味なちくわは意外と栄養が豊富で、しかも低カロリーなのでダイエットに効果的な食品なんです。
では、なぜちくわがダイエット向きの食品なのか、詳しく知りたいですよね。
そこで今回は、ちくわダイエットの効果とやり方、美味しく続けられるちくわレシピをご紹介します。
ちくわをダイエットに利用することで、簡単・ヘルシー・節約の3拍子そろったダイエットが実現しますよ。
目次
ちくわのカロリーと栄養素とは?
ちくわは低カロリー食品の1つですが、どれくらいのカロリーがあるのでしょうか? ちくわのカロリーは100gあたり約120キロカロリーです。そこまで低カロリーというわけでもありませんね。
では、ちくわ1本で考えるとどうでしょう? ちくわ中サイズ1本のカロリーは、約30キロカロリーです。これなら、お腹が空いたときにそのままパクっと食べても気にならないほど低カロリーですよね。
また、ちくわには、意外と豊富な栄養素が含まれています。
注目すべきちくわの栄養素とは?
- 「タンパク質」「カルシウム」が豊富
- 必須脂肪酸である「DHA(ドコサヘキサエン酸)」「EPA(エイコサペンタエン酸)」
- 動物性食物繊維である「キチン・キトサン」
これらは、ダイエット効果を高めてくれる栄養素ですが、具体的にはどのような効果があるのか見ていきましょう。
では、気になるちくわのダイエットの効果についてご紹介していきます。
ちくわダイエットの効果
ちくわには意外と豊富な栄養素が含まれていて、これらの栄養素がダイエット効果を高めてくれます。では、具体的にどのようなダイエット効果が期待できるのか見ていきましょう。
代謝アップ
ちくわは魚が原料なので、魚特有の栄養である「DHA」が豊富に含まれています。DHAには血液をサラサラにする効果があり、血行が良くなることで代謝がアップします。
また、ちくわには「タンパク質」も豊富に含まれているので、筋肉量を増やすことで代謝をアップする効果があります。体を引き締めながらダイエットするには、タンパク質は欠かせない栄養ですよね。
脂肪燃焼効果
魚特有の栄養といえば、DHAのほかに「EPA」も有名です。EPAはちくわにも含まれている不飽和脂肪酸の一種で、脂肪燃焼効果を高める効果が期待できます。また、コレステロールを排出する効果もあるため、体に蓄積された中性脂肪を減らし、健康的に痩せる効果があるのもちくわダイエットのうれしいメリットです。
脂肪の吸収を抑える
ちくわに含まれている「カルシウム」には、脂肪の吸収を抑える効果があるため、体に脂肪がつきにくくなるダイエット効果があります。カルシウムといえば、骨を丈夫にする効果やイライラ防止などの効果が有名ですが、実は、ダイエットにもうれしい効果をもたらしてくれるのです。
腸内環境が良くなる
ちくわの原料である魚には、おもに白身魚が使われています。白身魚には「キチンキトサン」という動物性食物繊維が含まれていて、腸内環境を良くする効果があります。腸内環境が良くなれば便秘の改善に役立つため、体にたまっている老廃物や毒素を排出して、痩せやすい体を作ってくれます。
また、キチンキトサンは便秘を解消するだけでなく、善玉コレステロールを増やす働きがあります。善玉コレステロールが増えると、脂肪の分解を促してくれるので、より痩せやすい体を作ることでダイエット効果が高まります。
ちくわダイエットのやり方
ちくわには、意外とたくさんのダイエット効果があることがわかりましたね。では、どのような方法でダイエットをすれば良いのか、ちくわダイエットのやり方をご紹介しましょう。
カサ増し&代用肉レシピに利用する
ちくわは低カロリー食品なので、高カロリーなお肉の代わりに料理に利用すれば、ヘルシーなダイエット料理を作ることができます。また、カサ増しレシピとしても活躍してくれるので、野菜だけでは物足りない場合などにちくわを利用してみましょう。
ちくわは味が淡泊なので、どんな味付けにも合わせられるのがうれしいポイント。和洋中どんな料理にもアレンジできるので、飽きずに続けられることもメリットです。
おやつの代わりに間食としてちくわを食べる
ちくわダイエットのやり方は、食事として利用する方法もありますが、おやつ代わりに間食としてちくわを食べる方法もあります。
ちくわは、袋を開けたらそのまま食べられるので、いつでもどこでも食べられるのがメリット。1本のちくわをよく噛んで食べれば、たった30キロカロリーで食欲がおさまります。
また、ちくわは練り物なので消化が良く、胃腸の負担になりにくいのもうれしいポイントです。軽く茹でればさらに消化が良くなるので、夜遅くにお腹が空いたときでも食べられます。
ちくわはダイエットに効果的だけど塩分には注意!
ここまでご紹介してきたように、ちくわはダイエットに効果的な食品ですが、塩分が多いので注意が必要です。塩分を摂りすぎると体がむくんでしまい、血行が悪くなることで代謝が低下してしまいます。
いくら低カロリーの食品だと言っても、ちくわの食べすぎには注意しましょう。また、塩分だけでなく添加物も多く含まれているので、気になる場合には、軽く湯通しすると「塩分」や「添加物」をある程度は流すことができるでしょう。
さらに注意点を挙げるとすれば、ちくわだけを食べるやり方はNGです。一食をちくわに置き換えたり、毎日ちくわばかり食べたりするような偏った食事をしないようにしましょう。あくまでも、料理のカサ増しにしたり、間食に食べて空腹感を満たしたりするためにちくわを利用してください。
【ちくわの食べ方】空腹感を解消する低カロリー満足レシピ
ちくわには味がついているので、そのまま食べても美味しいですが、できるだけ満腹感のある食べ方をするには、料理に利用するのがオススメ。料理に利用したほうが、ちくわをそのまま食べるよりも飽きないのもメリットです。では、どのような料理に利用すれば良いのか、オススメのちくわレシピをご紹介します。
「キュウリちくわ」と「チーズちくわ」
ちくわダイエットにオススメの簡単レシピは、ちくわの穴に「キュウリ」や「チーズ」を入れるだけのお手軽メニュー。
ダイエット中のおつまみにも最適ですが、塩分が多いのでお酒がすすんでしまう恐れがあります。「お酒」と「ちくわの塩分」のコラボでむくみやすくなってしまうので、お酒の飲み過ぎ、ちくわの食べすぎには注意しましょう。
ちなみに、キュウリには「カリウム」が含まれているので、体内の余分な塩分を排出して、むくみを解消するデトックス効果があります。そのため、ちくわと一緒に食べる食材としてはオススメです。
またチーズには、ちくわ同様に「タンパク質」や「カルシウム」が豊富に含まれているので、ちくわの栄養効果を高めてくれます。
ちくわサラダ
ちくわダイエットにオススメのレシピは、ちくわサラダです。食材を切るだけなので、こちらも簡単メニューです。
レタスやきゅうり、トマトやパプリカ、ツナやサラダチキンなどと一緒に混ぜて、サラダにすると良いでしょう。具材はお好みで選んでOKです。
トマトやパプリカは抗酸化作用が高く、血行を良くすることでコレステロールを排出する効果があります。また、ツナはタンパク質が豊富で、食べ続けることで食欲を抑える効果がある食材だと言われています。サラダチキンは言わずと知れたダイエット食品ですよね。
いろいろな野菜や食材と組み合わせて、栄養満点のごちそうサラダにするのもオススメですよ。
ちくわでカサ増し炒め物
ちくわは炒め物にしても美味しいですよね。肉の代わりにちくわを入れて、「ちくわモヤシ炒め」でも良いですし、野菜炒めのカサ増しにしても良いでしょう。
肉の量を減らしてちくわを入れれば、カロリーを大幅にカットできます。意外と満腹感があるので、ダイエット中の食事にしては満足できるでしょう。ただし、ご飯がすすむ可能性があるので気をつけてください。
ちくわと長ネギの醤油マヨ和え
ちくわダイエットにオススメのレシピは、ちくわと長ネギの醤油マヨ和えです。切って混ぜるだけなので簡単だし、マヨ好きにとってはたまらない美味しさ。わたしも大好きです。
- ちくわを輪切りにして、長ネギはみじん切りにします。
- そこに醤油とマヨネーズを少々入れて混ぜるだけで完成です。
とっても簡単で美味しいので、ぜひやってみてくださいね。ちくわに味があるので、醤油とマヨネーズは少しでOKです。
長ネギには、血液をサラサラにして代謝をアップさせる効果や、発汗作用があるのでダイエットに最適です。
おでん
ちくわの煮物レシピといえば、おでんですよね。大根やこんにゃくはダイエットにも最適なので、ちくわと一緒に食べると良いでしょう。たまごもタンパク質が豊富なのでオススメです。
ただし、スープには塩分が大量に含まれているので、おでんのスープは飲まないほうが良いでしょう。
ちくわのダイエット効果で簡単・ヘルシーに痩せる!
ちくわダイエットの効果とやり方、満腹感のあるちくわレシピをご紹介しました。ちくわは意外と優秀な食材で、健康的に痩せる効果が期待できますよ。
ちくわダイエットの効果は、代謝アップ・脂肪燃焼などうれしい効果がいっぱい。
塩分や添加物に注意すれば、簡単でヘルシーに痩せることができますよ。