ランニングで疲れない走り方ができれば、効率的に痩せられる!
痩せたい願望はあるけど、運動が苦手な人にとって、ランニングはキツイ運動ですよね。
「やっぱりキツイ運動をしないと痩せられないんでしょ?」と思っていませんか?
じつは、「楽に走るフォーム」を身につければ、疲れにくいし、効率的に痩せることができるのです。
そこで今回は、「ランニングで疲れない走り方」をご紹介します。
ダイエット効果をアップするために、楽ちんランニングを始めてみませんか?
目次
ランニングダイエットは、楽して効率的に痩せられる方法だった!
「ランニングはツラいだけ」と思っている人も多いかもしれませんが、じつは、楽して効率的に痩せられる方法だったんです。
他の有酸素運動に比べて、消費カロリーが多いのは知っている人も多いことでしょう。でも、ランニングダイエットのメリットは、それだけではありません。
スロージョギングなら、ウォーキングの約2倍の消費カロリー
そもそもランニングダイエットでは、どれくらいのペースで走るのが効果的なのでしょうか?
一般的なランニングは、1キロ5~7分くらいのペースで走ることが多いようです。でもこれは、中級レベル以上の場合です。
初心者の場合は、1キロ7~8分くらいのペースが多いのではないでしょうか?
それでも初めは、つらいかもしれませんね。
でも、大丈夫!
「スロージョギング」という走り方なら、ゆっくり走っても痩せられるんです。スロージョギングとは、「歩くくらいのペースで走ること」です。
「それなら、ウォーキングをしたほうが良いのでは?」と思うかもしれませんが、消費カロリーが違うのです。
スロージョギングは、ウォーキングの2倍に近いほどの消費カロリーがあると言われています。
脂肪が燃焼しやすいランニングの速度は、「隣の人とおしゃべりできるくらい」と言われています。
だからランニングは、ゆっくり走っても、効率的に痩せる効果があると言えます。
ランニングダイエットには、消費カロリー以上のメリットがある
ランニングは、他の有酸素運動に比べて、消費カロリーが多いと言われています。でも、ランニングダイエットには、消費カロリー以上のメリットがあるのです。
- 安眠効果アップ
- ストレス発散
- 幸せホルモンが出る
- 免疫力アップ
- 健康で長生きできる
健康維持のためにランニングをしている人が増えていますが、ランニングダイエットには、このようにメリットがたくさんあります。
適度に疲労感をつくることで、安眠効果がアップし、走ることでストレス発散の効果もあります。
また、ランニングのようなリズム運動には、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌をうながす作用があり、自律神経を整えることができます。
ランニングをして体温が上がれば、免疫力もアップしますし、筋肉も鍛えられるので、健康で長生きできます。
ランニングダイエットは、楽して痩せるだけでなく、健康効果も高いのがメリットです。
楽に走るフォームでダイエット効果がアップする理由
では、なぜ楽に走るだけで、痩せられるのでしょうか? 楽に走るフォームでダイエット効果がアップする理由について見ていきましょう。
楽だから継続しやすく、ダイエット効果アップ
楽に走れれば、ランニングがツラいと感じないので、継続しやすくなります。
ダイエットを成功させる一番のポイントは、何といっても「継続すること」。
これを楽に実現できるわけですから、ダイエット効果がアップすると考えられます。
楽だから、いつもより長く走れる
楽に走るフォームでダイエット効果がアップする理由は、いつもより長く走れるからです。
長く走れば、それだけ脂肪が燃焼する量も増えます。
いつもは、すぐに疲れて15分くらいしか走れなかった人でも、30分くらい走れるようになるかもしれませんね。
もちろん、長く走れば良いというわけでもないので、30分くらいがベストです。長くても1時間で終わりにしましょう。
疲労が残りにくいから、また走れる
楽に走るフォームでダイエット効果がアップする理由は、疲労が残りにくいからです。
楽に走るフォームは、筋肉に負担をかけない走り方なので、筋肉疲労が翌日に残りにくいというメリットがあります。
疲れが残っていると、どうしても走るモチベーションが上がらず、サボりがちになってしまいますよね。
だけど、楽に走るフォームを身につければ、疲労を残さずに次の日も走ることができるのです。
そのため、ダイエット効果がアップして、痩せやすくなるというわけです。
足の痛み・ケガ予防になり、続けられる
初心者がランニングを始めた場合、おちいりがちなことは「足を痛めること」です。
今まで運動をしていなかった人が、いきなりランニングを始めると、筋肉量が足りなくて、関節を故障してしまうことが多いのです。
また、走っているときの転倒などによってケガをすることもあるため、ランニングを続けることを断念してしまう人が多いです。
でも、楽に走るフォームを身につければ、筋肉や関節に負担をかけずに走れるので、ケガや故障を防ぎ、ランニングを続けられるのです。
続けられれば痩せられる。これが、楽に走るフォームでダイエット効果がアップする理由です。
ランニングで疲れない走り方・フォーム
では、ランニングで疲れない走り方とは、具体的にどんなフォームなのでしょうか?
かかとから着地しない
ランニングで疲れない走り方は、かかとから着地しないことです。
かかとから着地すると、地面に着地したときの衝撃が、足に伝わりやすくなり、足を痛めることが多いのです。
足を痛めないためにも、疲れないためにも、「つま先」もしくは「足裏全体」で着地するのが理想です。
このときに、ヒザを少しだけ曲げることで、衝撃もやわらぎ、流れるように前へ進みやすくなります。
重心の真下に着地する
ランニングで疲れない走り方は、重心の真下に着地することです。
足を地面に着地するときに、上半身が足の真上にある状態がベストです。
かかと着地にしてしまうと、上半身よりも前に足がある状態になるため、推進力にストップがかかりやすくなり、体力を消耗してしまいます。
楽に走るフォームとしては、足から体が一直線になっているのが理想です。
背すじは真っすぐ伸ばして走る
ランニングで疲れない走り方は、背すじを真っすぐ伸ばして走ることです。
背中が丸まった状態で走ると、腰に負担がかかり、痛めたり、疲れやすくなります。
また、反り腰になっても腰に負担がかかるので気をつけましょう。
◆やや前傾姿勢だと、推進力が出る
背すじを真っすぐ伸ばして走ることは大事なのですが、やや前傾姿勢にしたほうが、推進力が出て疲れにくくなります。
ただし、前傾姿勢になりすぎるのはNG!
内臓や肺を圧迫してしまい、呼吸が苦しくなることがあるので注意しましょう。
上下動を少なくする
疲れない走り方は、できるだけ上下動を少なくすることです。
ピョンピョン跳ねるように走ると、それだけ体力を消耗しやすくなり、疲れてしまいます。
消費カロリーは多くなるかもしれませんが、脂肪が燃焼しやすくなる「20分」を継続できなくなります。
そのため、疲れにくい走り方で長く走るほうが、ダイエット効果が高まるのです。
上下動の少ない走り方をすると、自然と足裏全体で着地したり、膝を曲げた状態で走るようになるので効果的です。
体の力を抜いてリラックスして走ると疲れにくい
プロのランナーでも気をつけているフォームは、体の力を抜いて走ることです。
上半身をリラックスした状態で走ると、疲れにくくなるのです。
とくに肩に力が入っていると、肩がつったように痛くなり、腕が振れなくなってしまいます。
それに、体に力が入っていると、余計な筋肉を使い、体を痛めやすくなるので注意しましょう。
腕は、体よりも後ろで振る
ランニングで疲れない走り方は、腕を体よりも後ろで振ることです。
腕が前に出ると、猫背になりやすく、腰に負担がかかってしまいます。
腕を体よりも後ろにすることで、自然と姿勢が良くなり、疲れにくい走り方をすることができますよ。
◆疲れてきたら大きめに振る
疲れない腕の振り方は、無理に大きく振るのではなく、小さすぎない程度に自然に振ることです。
無理に大きく振ると疲れやすくなりますし、小さく振ると余計な筋肉を使ってしまいます。
ただし、疲れてきたら腕を大きめに振ることで、足が自然と前に出やすくなります。すると走りやすくなるので、疲れにくくなるでしょう。
呼吸のリズムを整えると疲れにくい
ランニングで疲れない走り方は、呼吸のリズムを整えることも大事です。一定のリズムで呼吸するのが、一番疲れにくいポイントです。
足の動きと呼吸を連動させれば、リズミカルに走れるので、疲れにくくなると考えられます。
また、一定のリズムでする運動は、セロトニンの分泌を増やし、ストレスの解消にも効果的です。
◆苦しくなってきたら、息を吐くことを意識する
走っていて苦しくなってくると、どうしても息を吸おうとしてしまいがちです。
でも、苦しいときは息を吐くことを意識すると、楽に走ることができます。
苦しくなったら、思い切って息を吐き切ってみましょう。すると、自然に酸素が入り込み、疲れが回復しやすくなります。
ランニングで疲れない走り方のポイント
ランニングで疲れない走り方のフォームをご紹介しましたが、最後に、疲れない走り方のポイントをご紹介しましょう。
週1回30分走るより、1日5分を続けるほうが効果的
ランニングで疲れない走り方のポイントは、1日5分でも続けることです。
一般的なランニングダイエットでは、週3~4回走るのが効果的だと言われています。
でも走るのがツラいと、どうしてもサボりがちになってしまいますよね。
そんなときは、週1回30分走るよりも、毎日5分走ったほうが痩せやすくなります。
1日1回でも代謝を上げておくことで、痩せやすい体質になると考えられます。5分なら、何とかできそうな気がしませんか?
痩せやすい時間は20分以上。小分けでもOK
ランニングダイエットで痩せやすい時間は、20分以上走ることです。でも、20分走るのはキツイと感じる人もいるかもしれません。
その場合は、5~10分くらいずつ小分けにしてもOKです。10分なら、そこまでは疲れないですよね。
たとえば、朝に10分走り、夕方に10分走るのでもOKなのです。1日トータルで20分以上走れば、痩せやすくなるし、疲れにくくなるでしょう。
ランニング前後のストレッチは大事
ランニングで疲れない走り方のポイントは、走る前と走った後に、ストレッチすることです。
いきなり走りはじめるのは、体の故障につながるのでオススメできません。
ランニング前にストレッチをすれば、筋肉の柔軟性を増し、関節の可動域を広げることができます。すると、体を動かしやすくなるので、疲れにくくなります。
また、ランニングの後でストレッチをすれば、血行を良くして、疲労を回復することができます。
すると、疲れを残さないで明日も走ることができます。
筋肉は、「使うと縮む」という性質があるので、使った筋肉はしっかりと伸ばしておくことが大切ですよ。
効率的な水分補給で痩せやすくなる
ランニングで疲れない走り方のポイントは、適切に水分補給をすることです。
水分が足りない状態だと、血液がドロドロになり、体がだるく感じ、疲労感が増します。
そのため、ランニング前と後ではしっかりと水分補給をして、血行をうながしておくことが大事。
とくにランニング前の水分補給では、「アミノ酸飲料」を飲むのがオススメです。
アミノ酸は、ランニングでのエネルギーになるので、スタミナ不足で疲れることが少なくなります。
またアミノ酸飲料は、脂肪の燃焼をサポートしてくれるので、ダイエット効果がアップしますよ。
さらに、ふつうの水よりもアミノ酸飲料のほうが体に吸収しやすいので、素早い水分補給ができるのでオススメです。
疲れない走り方でランニングダイエットを成功させよう!
楽に走るフォームでダイエット効果がアップ理由と、ランニングで疲れない走り方をご紹介しました。
ランニングを楽に続けることができれば、それだけダイエット効果もアップするので、成功しやすくなりますよ。
ランニングダイエットは、楽して走るフォームを身につければ、疲れないで走ることができます。
ランニングがツラく感じなくなれば、ダイエットも成功しやすくなりますよ。