ダイエット効果を高めるヨーグルトの食べ方は食前?食後?
ヨーグルトでダイエットしようとしている人は、食前と食後のどっちで食べると痩せるのか気になりますよね。
どうせ食べるなら、いちばん効果的なタイミングで食べたいと思うことでしょう。
そこで今回は、ヨーグルトはいつ食べると痩せるのか、食前と食後のそれぞれの効果についてご紹介します。
また、ダイエット効果を高めてくれるヨーグルトに秘められた、そのほかの効果についても見ていきましょう。
目次
ヨーグルトはいつ食べると痩せるの?
ヨーグルトを効果的に食べるには、いつのタイミングで食べると良いのでしょうか?
朝と夜で迷う人もいると思いますが、ダイエットを目的とするなら夜、便秘解消を目的とするなら朝が良いと言われています。
では、食前と食後なら、どちらで食べると効果的なのでしょうか?
それは、ヨーグルトにどんな効果を期待しているかによっても変わってきます。
まずは、ヨーグルトに秘められた素晴らしい効果から見ていきましょう。
ヨーグルトに秘められた素晴らしい効果とは?
ヨーグルトの効果といえば、便秘解消が真っ先に思い浮かぶ人が多いと思います。
最近では、ダイエットに効果的だと言われているので、ダイエット目的で食べる人も多いことでしょう。
でも、ヨーグルトの効果は、痩せることだけではないのです。では、秘められた素晴らしい効果を見ていきましょう。
痩せてキレイになるダイエット効果
ヨーグルトを食べている人の多くは、痩せてキレイになるダイエット効果を期待しているのではないでしょうか?
ヨーグルトには、ダイエット効果を後押ししてくれる「便秘解消」の効果があるからです。
また、ヨーグルトを食べることで満腹感が増し、食べ過ぎを防止してくれるのもダイエットに役立つ効果ですね。
便秘解消・腸内環境の改善
現代女性の多くは、便秘に悩まされている人が多いようです。最近では、女性だけでなく、男性でも便秘になる人が多いと聞きます。
その理由としては、ストレスや食生活が挙げられるでしょう。
生活習慣が乱れると、腸内環境も乱れてしまい、便秘になりやすくなります。
これをスッキリ解消してくれるのが、ヨーグルトのすぐれた効果なのです。
美肌・バストアップなどの美容効果
ヨーグルトは、便秘を解消することでさまざまな効果をもたらしてくれます。
体内の老廃物が排出されることで美肌になったり、ホルモンバランスが整ってバストアップ効果も期待できます。
このように、老廃物が排出されると血行が良くなり、体の調子がどんどん良くなっていきます。そのため、疲れにくくなるなどの「健康効果」まで期待できるでしょう。
ストレスによるイライラ解消
現代人の多くが悩まされているのが、ストレスではないでしょうか?
ストレスをゼロにするのは、ほぼ不可能ですが、緩和させることは可能です。
ストレスがたまるとイライラしやすくなり、毎日の生活に支障をきたすことも多いですよね。
ヨーグルトにはカルシウムが含まれているので、ストレスによるイライラを解消する効果も期待できます。
体が元気になるだけでなく、心まで元気にしてくれるヨーグルトは、本当に素晴らしい食品の1つです。
ヨーグルトは食前と食後のどっちで食べると良いの?
ヨーグルトの素晴らしい効果がわかったところで、いつ食べるのが効果的なのかご紹介します。
食前と食後、ヨーグルトをいつ食べるかによって、その効果は変わってきます。
食前なら、食べ過ぎを防止して痩せられる
ヨーグルトを食前に食べると、食事を食べ過ぎてしまうのを防ぐことができます。
ヨーグルトを食べると想像以上にお腹がいっぱいになるので、ダイエット目的でヨーグルトを食べるなら、食前がオススメです。
ただし、食前などの空腹時にヨーグルトを食べると、胃酸によって乳酸菌が死滅してしまうため、便秘解消の効果が半減すると言われています。
ヨーグルトで痩せたいと考えている人は、便秘解消も大事なポイントだと思いますので、その場合は食後に食べると良いでしょう。
食後なら、腸まで乳酸菌が届きやすく便秘解消
では、食前にヨーグルトを食べると、まったく便秘解消に効果がないのかといえば、そうではありません。
死滅してしまった乳酸菌も、腸内の善玉菌のエサになったり、悪玉菌を追い出してくれる効果があります。そのため、必ずしも食後でなければ便秘解消ができないわけではありません。
とはいえ、効果的に乳酸菌を腸まで届けるためには、やはり食後にヨーグルトを食べると良いでしょう。
もし食事をヨーグルトに置き換えたい場合は、バナナを1本食べてからヨーグルトを食べるのがオススメ。
バナナとヨーグルトを混ぜたほうが美味しいですが、先に胃酸の影響を除外したほうが、効率的に乳酸菌を腸まで届けやすくなります。
ただし、食後にヨーグルトを食べる場合は、食事でお腹がいっぱいになってしまう場合もあるため、食事の量をしっかり調整するようにしましょう。
ヨーグルトの効果的な食べ方とは?
ヨーグルトの効果を最大限に引き出すためには、効果的な食べ方を覚えておくと良いでしょう。
どんな食べ方をすれば、ヨーグルトの効果を引き出せるのでしょうか?
胃腸が弱い人は、食前はオススメできない
ヨーグルトは胃酸に弱いとお話しましたが、じつは胃を荒らす作用もあります。
そのため空腹時に食べると、胃が痛くなってしまう人もいるかもしれません。
胃腸が弱い人は、食前にヨーグルトを食べるのは避け、食後に食べることをオススメします。
ホットヨーグルトにすると乳酸菌の量が増える
ヨーグルトの効果的な食べ方の1つとして、「ホットヨーグルト」があります。
といっても、ヨーグルトを熱々にして食べるわけではありません。
だいたい40℃くらいの人肌よりも少し温かめくらいに温めて食べると、乳酸菌の量が増えると言われています。
それ以上温めると乳酸菌が死滅してしまうし、ヨーグルトが分離して全く美味しくありません。
100gくらいのヨーグルトを電子レンジで30秒くらい温めると良いでしょう。
ハチミツやオリゴ糖は善玉菌のエサになる
ヨーグルトの効果を引き出す食べ方は、ハチミツやオリゴ糖を入れることです。
これらは、ヨーグルトに含まれる善玉菌のはたらきを高めてくれる効果があります。
また、腸内にいる善玉菌のエサになるので、ヨーグルトにハチミツやオリゴ糖を入れて食べると良いでしょう。
善玉菌のエサになる食物繊維を食事に取り入れる
善玉菌のエサになるのは、オリゴ糖だけではありません。食物繊維も善玉菌のエサになります。
そのため食事に食物繊維を取り入れれば、腸内環境を整えることができますよ。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」がありますが、腸のはたらきが悪い人は、水溶性食物繊維がオススメです。
海藻類やキノコ類、豆類などに含まれています。
ちなみに不溶性食物繊維は、ゴボウなどの根菜類やこんにゃくなどに含まれています。
不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸いとり、カサを増すことで便を出しやすくします。
ただし水分不足になると、便が詰まってしまうのでご注意ください。
ヨーグルトは毎日食べるのが効果的
ヨーグルトの効果や食べ方をご紹介しましたが、いちばん大切なことは、ヨーグルトを毎日食べることです。
腸内環境は毎日変化していて、ヨーグルトの善玉菌を毎日腸へ送ることで、腸内環境を維持することができます。
1日100gを1回でOKなので、毎日食べるようにしましょう。
毎日食べ続けることができるなら、朝でも夜でも、食前でも食後でも、いつ食べてもそれなりの効果を発揮してくれるでしょう。
ヨーグルトで腸内環境を整えよう!
ヨーグルトを食べるのは、いつのタイミングが効果的なのかご紹介しました。
腸内環境を整えて痩せるためには、とにかく毎日食べることが大事ですよ。
ヨーグルトの効果は、痩せる以外にもたくさんあります。
毎日食べて、腸内環境を正常に保ちましょう。