お尻の下の脂肪を落とすエクササイズで小尻効果アップ!
キュっと引き締まった小尻になりたい! と思っている人は多いですよね。でも年齢ととともに、お尻の下に脂肪がたっぷりついてしまうことってありませんか?
小尻になりたくてダイエットをしても、お尻は思うように痩せてくれません。でもエクササイズをすれば、わりと簡単に小尻になることができるのです。
ダイエットのメカニズムとして、部分痩せはほぼ不可能だと言われていますが、お尻だけは例外です。お尻の下がキュッと引き締まれば、足も長く見えるんですよ。
そこで今回は、お尻の下の脂肪を落とす小尻効果バツグンなエクササイズをご紹介します。毎日続ければ、いつの間にか魅力的な小尻を手に入れることができるでしょう。
目次
お尻の下に脂肪がつく原因
そもそもお尻の下に脂肪がつく原因とは何なのでしょうか? お尻の下がたるんでしまう原因をご紹介します。
加齢によってお尻がたるむ
お尻の形は年齢とともに変化していきますが、加齢によってお尻の下がたるみやすくなります。加齢とともに脂肪が増えた人はもちろんたるみやすいですが、太っていない人でもお尻の下がたるむことはよくあります。
お尻の下のたるみを改善するには、お尻の下にダイレクトに効かせるエクササイズが効果的です。
お尻のエクササイズをしていない
運動をしていても、お尻に特化したエクササイズをしていないと、お尻の下にたるみが出てしまうことがあります。
もともとお尻は脂肪が多く、とくにお尻の下はほとんど筋肉を使いません。そのため筋肉が発達しにくく、脂肪がつきやすいのです。
また脂肪がつきやすいということは、血行が悪くなりやすい場所でもあるので、マッサージやストレッチで血行を良くすることも大切です。
筋肉がつきにくく、老廃物がたまりやすい
お尻の上のほうはまだしも、お尻の下はほとんど筋肉がありません。筋肉がつきにくい場所は、血行が悪くなりやすく老廃物がたまりやすい場所です。
老廃物がたまりやすいということは、セルライトができやすい場所でもあります。皮下脂肪が長期間たまっていると、老廃物と混ざり合ってセルライトができやすくなります。
意識的に筋肉をつけるようなエクササイズをしなければ、加齢とともにどんどんたるみが出てくる場所でもあるのです。
太ももの裏側の筋肉が衰えている
お尻の下に脂肪がつく原因は、太ももの裏側の筋肉が衰えていることが考えられます。太ももの裏側には「ハムストリング」という筋肉がありますが、普段の生活ではあまり使うことがありません。
そのため運動不足の人は、ハムストリングが衰えやすいのです。太ももの裏側のハムストリングが衰えていると、お尻の下側が垂れやすくなります。これを改善するには、お尻の下側にフォーカスしたエクササイズが効果的です。
とくに太ももの裏側は筋肉よりも脂肪が多い場所なので、意識して鍛えなければ脂肪がたまって太ももが太くなってしまいます。
お尻の下の脂肪を落とす方法
では、お尻の下の脂肪を落とす方法には、どのようなものがあるのでしょうか? エクササイズが最も効果的ですが、それ以外にも効果的な方法をご紹介しましょう。
食事でお尻の下の脂肪を落とす方法
お尻の下の脂肪を落とすには、食事でもある程度は調整をすることができます。食事だけで小尻になるのはむずかしいですが、エクササイズのサポートしてくれるのは食事です。
- タンパク質を多めに摂る
- 夕食での脂質を減らす
- 糖質を控えめにする
このような食事を心がけることで、小尻効果バツグンのエクササイズを後押ししてくれますよ。タンパク質は筋肉をつくる栄養なので、エクササイズと並行して摂れば、お尻の筋肉を増やしてくれます。
また夕食では高カロリーな「脂質」を減らすことが大切です。夜はこれ以上カロリーを消費しない時間帯なので、なるべく低カロリーの食事がオススメ。
そして意外にも、糖質は脂質よりも脂肪になりやすいと言われています。そのため糖質は控えめにすると良いでしょう。糖質を抜くのはあまりオススメできませんが、控えることは大事です。
お尻に脂肪がつきやすくなる習慣(クセ)を直す
お尻の下の脂肪を落とす方法は、お尻に脂肪がつきやすくなる習慣を直すことです。たとえば、以下のような習慣に心当たりはありませんか?
- 足を組んで座る
- 片足重心になる
- 内股歩き
- お尻をつぶす座り方
このようなことが原因で、お尻の下に脂肪がつきやすくなります。しかも座り方が悪いと、お尻をつぶして横広になってしまうことも。浅く腰かけて背もたれに寄りかかる座り方はNGです。
これらを改善して正しい姿勢をキープできれば、お尻の下の脂肪をスッキリ落とせる可能性が高くなります。
たるみを引き上げるためにも、今すぐお尻の脂肪がつく習慣を改善していきましょう。
マッサージでお尻の下の脂肪を揉み出す
お尻の下の脂肪を落とすには、マッサージも効果的です。お尻の下には老廃物がたまりやすいので、マッサージで脂肪を揉み出しておくとセルライトができにくくなります。
マッサージのやり方は、気になるお尻の下のほうをモミモミするだけ。寝転がって、お尻を柔らかくするイメージで揉みほぐしましょう。
マッサージするときは、お尻に力を入れないことがポイントですよ。タプタプの状態でマッサージしましょう。
たるみを引き締めるならエクササイズが効果的
お尻の下の脂肪を落とすには、エクササイズが最も効果的です。お尻の下のたるみを引き締めて、小尻効果がアップしますよ。
お尻は脂肪が多い場所なので、エクササイズをしないとなかなか思うようにお尻が引き締まってくれません。
ヒップアップエクササイズの中でも、お尻の下にダイレクトに効くエクササイズがオススメです。それをこれからご紹介しますね。
お尻の下の脂肪を落とす小尻効果バツグンなエクササイズ
お尻の下の脂肪は、エクササイズで落とすことができます。とくにお尻の下の脂肪を落とすエクササイズで、魅力的な小尻をゲットしましょう。
お尻の下を鍛える「片足ヒップリフト」
- 仰向けになり、両膝を曲げて片足を上げます。
- 上げた足の膝が90℃になるようにして、お尻をゆっくりと持ち上げます。
- 骨盤が左右に傾かないように注意しましょう。
上げた状態のまま20秒くらいキープしても良いですし、上げ下げを20回くらいくり返してもOKです。
お尻の下の部分と、太ももの裏側にも効果的なエクササイズで、体幹を鍛えることができます。
太もも痩せもできる「ウォーキングランジ」
- 立った状態から一歩前に足を出し、前足の膝を90℃に曲げます。
- 腰を低く落として、後ろ足の膝が地面すれすれのところまで下げます。
- どんどん前に歩いていきましょう。
前足のお尻と太ももに効果的なエクササイズです。1回1回の動きを止めて行うことで、小尻効果がアップします。
◆その場で「ランジスクワット」でもOK
ウォーキングランジだと膝に負担がかかる場合があるので、その場で「ランジスクワット」をするのも効果的です。
- 足を前後に開き、前足の膝がつま先よりも前に出ないようにして曲げます。
- 前足が90℃になるように曲げて、その場で腰をバウンドさせるように上げ下げします。
- 10~20回くり返しましょう。
自宅でエクササイズをするなら、ウォーキングランジよりも、ランジスクワットのほうがやりやすいですね。
テレビを観ながら「ヒップアップエクササイズ」
- 横向きに寝て、下の手で頭を支えます。(肘を立てた状態)
- 上の手は床につき、体のバランスを支えます。
- 上の膝を曲げて、つま先を天井に向けます。
- なるべく真上に向かって足を上げましょう。(膝は曲げたまま)
わき腹の後ろ側が同時に鍛えられるので、くびれ効果も期待できます。しかもテレビを観ながらでも簡単にできるのがメリットです。
ターゲットである「お尻の下」にダイレクトに効かせながら、他の場所も同時に鍛えられるので、意外と効率のよいエクササイズです。
ただし、腰に負担がかかる場合があるので、腰が痛くなったら他のエクササイズに変えてみると良いでしょう。
お尻の下の脂肪を落とすエクササイズでたるみをヒップアップ!
お尻の下の脂肪を落とすエクササイズをご紹介しました。小尻効果バツグンなので、ぜひやってみてくださいね。
エクササイズは比較的短期間でヒップアップすることも可能ですが、続けることが大切です。
魅力的な小尻を目指して、お尻の下の脂肪を落とすエクササイズを頑張りましょう。