痩せるお風呂の入り方で代謝アップ!
「ダイエットしたいけど、つらい運動や食事制限はムリ!」という人にオススメなのが「代謝を上げる入浴法」。毎日のお風呂の入り方で痩せる効果がアップするなら、嬉しいですよね。
とくに「冷え性」や「体温が低い人」は代謝が低下しているので、お風呂で体を温めることで痩せやすくなります。痩せるお風呂の入り方で、太らない体をつくっていきましょう。
代謝を上げて痩せ体質になる入浴法とは?
ダイエットをしてもなかなか痩せられない人は、代謝が低下しているかもしれません。お風呂の入り方を変えるだけで、代謝がアップするなら嬉しいですよね。
代謝を上げて痩せ体質になる入浴法とは、体温を上げて体がポカポカになる方法です。2日置きくらいにこの入浴法をすれば、痩せやすい体になることができますよ。では具体的にどんな効果があるのか見ていきましょう。
代謝が上がって消費カロリーもアップ
代謝を上げて痩せ体質になる入浴法は、代謝が上がることで消費カロリーをアップすることができます。汗をたくさんかくことで、消費カロリーが増える効果があるのはもちろん、痩せやすい状態を持続することができます。
代謝がアップすれば、普段の生活でも痩せやすくなるので、ダイエットの効果が高まりますよ。ほかのダイエット法もやっている人は、さらに痩せる効果をアップさせていきましょう。
デトックス効果がある
お風呂に入ると、汗をかくことでデトックス効果が高まります。でも、それだけではありません。痩せるお風呂の入り方をすれば、腸のはたらきが活発になって、便秘を解消する効果まで高まるのです。
ダイエットに便秘は大敵ですし、女性は便秘に悩まされている人が多いですよね。便秘さえ解消できれば、痩せる効果がアップしますよ。体の中からキレイになって、痩せ体質をつくっていきましょう。
体温が上がって冷え性が治る
痩せるお風呂の入り方は、いつもの入浴法とは少し違います。代謝を上げる入浴法は、体温が上がって冷え性を改善することができます。
女性に多い「冷え性」になると、体温が低いことで代謝が低下してしまいます。するとダイエットの効果が出にくく、痩せにくくなってしまうのです。それではもったいないですよね。
痩せるお風呂の入り方で代謝をどんどん上げて、痩せやすい体質を目指しましょう。
血行が良くなり「むくみ」が解消される
忙しくて時間がない人や、お風呂に入るのが面倒な人は、シャワーで済ませてしまう場合もありますよね。でもシャワーでは代謝が上がりにくく、痩せにくくなってしまいます。
お風呂に入って体を温めないと、血行が悪くなって「むくみ」が生じることが多いのです。とくに足がむくんで太くなりやすい人は、お風呂に入ることが必須です。お風呂でしっかり体を温めれば、足のむくみが解消されて美脚を目指せますよ。
痩せるお風呂の入り方
では、痩せるお風呂の入り方とは、どのような入浴法なのでしょうか? お風呂はリラックスタイムというイメージがありますが、痩せるお風呂の入り方はその逆です。
リラックスしたときの「副交感神経」ではなく、活動モードのときの「交感神経」を優位にさせて、痩せ体質をつくる入浴法なのです。具体的にご紹介していきますね。
入浴前に温かい飲み物を飲む
痩せるお風呂の入り方は、とにかく体を温めることが大事。そのため入浴前にも「温かい飲み物」を飲んでおくことがポイントです。効果的なのは、水を沸かした「白湯」がベスト。
お風呂に入る前にカップ一杯の白湯を飲んで、体を温めてから入浴しましょう。水分補給にもなるので、入浴中の脱水症状を予防することもできます。
シャワーを浴びてから湯船に入る
とくに寒い冬の入浴では、シャワーを浴びてから湯船に入るのがポイント。痩せるお風呂の入り方は、いつもより少し熱めのお風呂なので、いきなり入ると心臓に負担がかかる場合も。
そのため、まずはシャワーで体を温めるとともに、シャワーの水圧で血行をある程度うながしておくことも大切です。
39~41℃のお風呂に10~15分間入る
痩せるお風呂の入り方は、39~41℃くらいのお風呂に10~15分浸かること。ダイエットでよく言われている「半身浴」は、38~40℃のちょっとぬるめのお風呂に入るのがポイントですが、代謝を上げるにはやや熱めがオススメ。
熱めのお風呂に入ることで交感神経が優位になり、脂肪が燃焼しやすい状態になります。この入浴法では、「ヒートショックプロテイン」というタンパク質が分泌されて、加齢とともに減少する「基礎代謝量」を増やす効果があると言われています。
だから痩せ体質になることができるんですね。ヒートショックプロテインには、ダイエット効果のほかに「アンチエイジング効果」を高めてくれる効果もあります。
肩がちょっと出るくらいまで湯船に浸かる
痩せるお風呂の入り方は、肩がちょっと出るくらいまで湯船に浸かることが大事。いわゆる「半身浴」ではなく、肩まで浸かるので「全身浴」です。ただし、首が冷えないように、タオルをかけておくと良いでしょう。
全身浴だと心臓に負担がかかる場合もあるので、つらい場合には休憩をはさみ、無理をしないことが大切。トータルで10~15分間入ればOKなので、休んだり、水分補給をしながらお風呂に入りましょう。
入浴後10~15分は体を保温する
痩せるお風呂の入り方は、お風呂から出た後の過ごし方にもポイントがあります。お風呂で体温が上がった状態になるので、その体温を持続させることが大事。
お風呂で体温を計測するのもオススメですが、だいたい37~38℃くらいの体温をキープすると良いでしょう。そして入浴後10~15分は、37℃くらいの体温をキープしましょう。
そのため「あつーい!」と言って冷たい風に当たったり、冷たい飲み物を飲むのは控えましょう。入浴後は水分補給も兼ねて、温かい飲み物を飲むのがポイント。生姜湯やホットココアなども良いですね。もちろん白湯でもOKです。
汗がある程度ひいたら、体が冷えないように温かい服を着て防寒しましょう。ストレッチなどをして体を温めるのもオススメ。その後は冷たい飲み物を飲んでもOKです。
運動後より運動前に入浴する
スポーツジムなどで運動をした後は、お風呂に入ることが多いですよね。でも痩せるお風呂の入り方は、運動後より運動前に入浴するのがポイント。
痩せるお風呂の入り方で代謝が上がった状態で運動をすれば、痩せる効果がアップします。またお風呂がウォーミングアップの代わりになるので、ケガ防止などにも役立ちます。
ちょっとしたコツで、さらに代謝を上げるお風呂の入り方
痩せるお風呂の入り方をご紹介しましたが、ちょっとしたコツで代謝がさらにアップします。とくに冬の入浴のときは、役立つ情報ですよ。
体が温まる入浴剤を入れる
代謝を上げるには、とにかく体温を上げることが大切です。そのためには、体が温まる入浴剤を入れるのがオススメ。唐辛子や生姜などの成分配合の脂肪燃焼効果のある入浴剤や、温泉の入浴剤も体がポカポカになりますよ。
何も入れないお湯よりも、かなり温かく感じられるでしょう。湯冷めを予防する効果もあるので、体温が高い状態をキープすることができます。ヒートショックプロテインを出すためには、入浴後の保温も大事ですよ。
お風呂が冷めないようにフタをする
冬はお風呂場の温度が低いので、お湯がすぐに冷めてしまうことがありますよね。また体温はだいたい36℃くらいなので、40℃のお風呂に入るとお湯が冷めやすくなります。
できるだけ一定の温度を保つことが大切なので、お風呂のフタを半分閉めた状態で入浴すると良いでしょう。
入浴前に浴室を温めておく
お風呂の温度を冷やさないためには、あらかじめ浴室を温めておくことも大事。入浴前にお風呂のフタを開けておいて、浴室を温めておくのも良いでしょう。
その場合はお風呂の温度が冷めている可能性があるので、40℃くらいまで追い炊きするのがポイント。また、浴室用のヒーターで温めておくのもオススメですよ。
正座入浴法なら足のむくみを解消できる
お風呂でダイエットする方法はいろいろありますが、足のむくみを解消することが痩せやすくなるポイントの1つ。とくに女性の足はむくみやすく、足がむくむと全身が痩せにくくなってしまいます。
そのためお風呂で足のむくみを解消する方法をご紹介しましょう。それは「正座入浴法」です。湯船に浸かった状態で90秒くらい正座をすると、「水圧」と「正座の圧迫」により、リンパマッサージをしたときのような効果があると言われています。
足の血行やリンパの流れが良くなり、むくみをスッキリ解消してくれるでしょう。そうすれば痩せる効果もアップします。
代謝を上げる入浴法の注意点
痩せるお風呂の入り方をすれば代謝がアップしますが、注意点もあるのでご紹介します。間違った入浴法で体調を崩さないように気をつけましょう。
汗をたくさんかくので、水分補給をしっかりする
痩せるお風呂の入り方は、いつも以上に汗をたくさんかきます。そのため脱水症状になりやすいので注意が必要です。
入浴前には温かい白湯をカップ一杯飲み、入浴後にも白湯などの温かい飲み物で水分補給をしましょう。もちろん入浴中に水分補給をするのもオススメ。
入浴中も水分補給をすれば、さらに汗が出やすくなるのでデトックス効果が高まります。また毛穴づまりが解消されて、美肌になる効果もアップしますよ。入浴中に飲む水は常温でもOKですが、冷たい水は避けましょう。
体調がすぐれないときはやらない
痩せるお風呂の入り方は、代謝を上げて痩せ体質になる効果はありますが、体に負担がかかる入浴法です。そのため体調がすぐれないときにはやらないようにしましょう。
また、食後すぐの入浴もNGです。食後は胃腸に血流が集中していて、消化活動をおこなっています。そのときに痩せる入浴法をしてしまうと、全身に血流が分散されて、消化不良になってしまうことも。
食後は2時間くらい空けて、痩せる入浴法をするようにしてください。ただ痩せるのではなく、健康になるための入浴法でもあります。
睡眠の1~2時間前までに入浴する
痩せるお風呂の入り方は、交感神経が優位になるので安眠できなくなります。そのため睡眠の1~2時間前までに入浴を済ませておくことが大事。
一般的な入浴はリラックス効果が高まり、安眠効果もアップするのですが、痩せるお風呂の入り方は逆の効果があります。安眠することもダイエットには必要なので、寝る直前の入浴は避けましょうね。
代謝を上げる入浴法で太らない体をつくる!
痩せるお風呂の入り方をご紹介しました。代謝を上げて痩せ体質になるには、ちょっと熱めのお風呂に入ることがポイント。代謝が上がれば、太らない体をつくることができますよ。
痩せるお風呂の入り方で代謝アップするには、お風呂の温度が大事。
ヒートショックプロテインをたくさん出して、痩せ体質をつくっていきましょう。水分補給も忘れずに!