さつまいもでダイエットができるというのをご存知ですか?
「えー、なんか太りそう」というイメージがありますよね。
さつまいもは糖質ですし、炭水化物でもあるので、ダイエットには適していないイメージのオンパレードです。
それなのにダイエット効果があるのは、なぜなのでしょうか。
詳しく解説していきますね。
目次
さつまいもダイエットの効果
さつまいもは100gあたり約130キロカロリーです。
通常のお茶碗一杯のご飯よりも、さつまいもの方が低カロリーなんですね。
そのため1日の摂取カロリーを減らすことができます。
では、他にどんな効果があるのか見ていきましょう。
①食物繊維が便秘を解消してくれる
さつまいもは甘くて美味しい上に、ダイエット効果があるなんてうれしいですよね。
さつまいもには食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘解消効果が期待できます。
また食物繊維が豊富ということは、満腹感を得られるんです。
水を多く飲むことで、お腹の中ふくらんで腹持ちが良いと言われています。
②カリウムがむくみを解消してくれる
さつまいもにはカリウムが多く含まれていて、むくみを解消してくれる効果が期待できます。
カリウムには体内の余計な水分を排出してくれるので、水太りなどの解消にもなります。
またむくみを解消することで冷え性も改善してくれるので、血行も良くなるんですね。
さらに血行が良くなると代謝もアップしますので、ダイエット効果が期待できるというわけです。
③血糖値の上昇をおさえ、脂肪をつきにくくする
血糖値の上昇をおさえる「低GI食品」であるさつまいもには、これでもかというくらい脂肪をつきにくくする成分が含まれています。満腹感が得られて便秘解消する「食物繊維」、冷やご飯に含まれる難消化デンプンである「レジスタントスターチ」、血行を良くする抗酸化作用の高い「クロロゲン酸」です。
血糖値の上昇をおさえるはたらきがあるということは、インシュリンの分泌をおさえ、脂肪が蓄積されるのを防ぐ効果が期待できるということです。
さつまいもダイエットのやり方
さつまいもダイエットの効果がわかったところで、成功させる方法をご紹介しましょう。
さつまいもを食べるだけのダイエット方法ですから、とっても簡単につづけられますよ。
①1日1食の主食をさつまいもに置き換える
さつまいもダイエットの方法は、1日3食のうち、1食の主食をさつまいもに置き換える方法です。
つまりご飯やパン、麺類などをさつまいもに置き換えるということです。
1食そのものをさつまいもに置き換える方法もありますが、ワタシは主食をさつまいもに置き換える方法をおすすめします。
②1回につき150g食べる
さつまいもダイエットで1回に食べる量は、150g程度です。
少なすぎても充分な効果が得られませんし、食べすぎると太る可能性もあります。
ただし間食で何かを食べたくなったら、さつまいもを食べることをおすすめします。
その場合も150g以上は食べないほうが良いでしょう。
③朝食か昼食で食べるのがおすすめ
さつまいもダイエットで主食を置き換えるなら、朝食か昼食がおすすめです。
夕食で置き換える方法をすすめている人もいますが、夜食べると消化が悪く、胃の中に残ったまま寝ることになる場合があるんです。
すると太りやすくなってしまうことが考えられます。
夜にどうしても食べ過ぎてしまう人は、むしろ夕食でさつまいもを食べたほうが良いですけどね。
そうでなければ、朝か昼に食べるほうが良いと思います。
朝食べれば、ビタミン摂取や便秘解消効果が高まります。
昼食べれば、腹持ちがよく夕食をおさえることができるでしょう。
さつまいもダイエットは皮まで食べて痩せる効果アップ
さつまいもの調理法は、「ふかしいも」が良いでしょう。「蒸して食べる」ということですね。
焼き芋にしても良いのですが、皮を捨ててしまう人が多いのではないでしょうか?
さつまいもの皮には、先ほどご紹介した「クロロゲン酸」などのポリフェノールが含まれています。
抗酸化作用が高く、ダイエットだけでなく、美容効果や健康効果も高いことで知られていますよね。
またヤラピンはさつまいもにだけ含まれる成分で、皮の周辺にあると言われています。
これは便をやわらかくする効果がありますので、モリモリ出てお腹がスッキリすることでしょう。
美味しくて痩せる効果がある「さつまいもダイエット」をぜひ実践してみてくださいね。