脚やせするには食事が重要! 食べてはいけない物と効果のある食べ物
脚やせするために「運動」や「マッサージ」を頑張っているのに、あまり効果がないと感じたことはありませんか? 実は、それらの努力を無駄にしてしまうのが「食事」なのです。
食事を減らすダイエットは脚やせに逆効果になることが多いので、量ではなく「食べる物」を変えないと脚やせできません。そこで今回は、「脚やせ効果のある食材」と「脚太りする食べ物」をご紹介します。
でも、本当に食事を改善するだけで脚やせできるのでしょうか? まずは、その疑問から解明していきましょう。
目次
食事を改善するだけで脚やせできる理由とは?
食事制限をして頑張っても脚やせできなかった人は、「本当に食事を改善するだけで脚やせできるの?」と疑問に思いますよね。実は、脚やせするなら食事に気をつけることがもっとも効果的なのです。その理由をご紹介しましょう。
マッサージや運動の効果を「食事」が台無しにしている
脚やせのために「リンパマッサージ」や「脚やせエクササイズ」などの運動を頑張っている人は多いと思います。でも食事の内容によっては、それらの効果を台無しにしてしまうのです。
食べる物によっては脚がむくみやすくなり、マッサージや運動の効果とイタチごっこ状態になってしまいます。つまり、脚やせ効果をせっかく高めているのに、むくみを誘発する食べ物を食べてしまうというプラマイゼロの状態に。
なかなか効果が出ないと続けるのが苦痛になり、挫折してしまいそうになりますよね。でも大丈夫! 脚やせできる食事に改善すれば、マッサージや運動の効果を高めて脚を細くすることができますよ。
脂肪が落ちないのは「むくみ」が邪魔しているから
脚太りの大きな原因は「むくみ」ですが、脂肪太りの人も多いと思います。皮下脂肪は落とすのに時間がかかりますが、そもそも皮下脂肪を落としにくくしているのは「むくみ」だったのです。
脂肪が落ちるのを邪魔している「むくみ」を解消すれば、脂肪が燃焼しやすくなり、意外と簡単に脚やせすることが可能です。皮下脂肪を落とすには時間がかかっても、脚に劇的な変化が現れますよ。
食べないダイエットは脚やせに逆効果
1番やってはいけないことは、食べないダイエットです。早く痩せたくて食べる量を減らす人も多いですが、まったく意味がないダイエット方法なので注意しましょう。
一度は痩せても確実にリバウンドしますし、そもそも痩せにくい体質になってしまいます。脚やせにもっとも逆効果なのは、食べないダイエットなのです。
早く脚やせしたいなら、むしろ食べるダイエットに切り替えましょう。そのためにも、脚やせに効果のある食材を知ることが大切です。
食事を改善すれば、短期間で脚やせすることも可能!
脚やせしたいなら、食事を改善することが近道だとわかりましたね。「食べる量を減らす」のではなく、「食べる物を変える」ことが短期間で脚やせする秘訣です。
ふつうにダイエットしても「脚だけ痩せない」と悩んでいた人は、食事が大きな障害だったと気づいたはずです。今まで何もしていなかった人は、さすがに短期間で脚やせするのはむずかしいですが、マッサージや運動を頑張っていた人は短期間で脚やせ効果を実感できますよ。
だから、今やっている脚やせ方法をあきらめずに続けて、食事も変えていきましょう。そうすれば、あっという間に脚が細くなっていきます。
では、どんな物を食べれば脚やせに効果的なのか、また、どんな物を食べてはいけないのか。まずは、脚やせしたいなら避けるべき「脚太りする食べ物」から見ていきましょう。
脚やせしたいなら避けるべき「脚太りする食べ物」
脚やせしたいなら食べてはいけない物は、ズバリ「塩分」「脂質」「糖質」です。まったく摂らないわけではなく、控えたい食材です。これらの「脚太りする食べ物」を食べ過ぎると、むくみを引き起こして脚やせの邪魔をしてしまうのです。
それ以外にも避けたいのが「食品添加物」。代謝を低下させて脚太りの原因になるため、なるべく天然の食材を食べたいところ。では、脚やせするなら食べてはいけない物を具体的に見ていきましょう。
塩分と脂質たっぷりのジャンクフード
カップ麺やファストフード、冷凍食品などには、ほとんど栄養が含まれていません。脚太りの原因となる「塩分」や「脂質」が多く含まれていて、しかも食品添加物もたっぷり。
このようなジャンクフードばかり食べていると、脚やせできないだけでなく、全身のダイエット効果も低下して、健康にも悪影響があります。短期間で脚やせしたいなら、今すぐ食べるのをやめたい食べ物です。
パン・パスタ・白米などの炭水化物の摂り過ぎ
脚がむくんでしまうのは塩分だけでなく、実は「糖質」も脚を太くする原因になります。パンやパスタ、白米などの糖質が多い食べ物ばかり食べていると、脚のむくみは加速するばかり。
せっかく頑張っているマッサージの効果を無駄にしてしまうほど悪影響があるので、炭水化物の摂り過ぎには注意が必要です。とくに加齢とともに「糖代謝」が低下するので、主食を今までの半分くらいの量にすると良いでしょう。
また、どうしてもごはんが大好きでやめられない人は、白米ではなく玄米に変えることをオススメします。玄米にも糖質が含まれていますが、圧倒的に量が少なく、ミネラルが豊富に含まれているので脚太りを防いでくれます。
砂糖とバターたっぷりの洋菓子
糖質が脚太りの原因になるなら、糖分たっぷりの甘いお菓子もNGです。砂糖とバターたっぷりの洋菓子は、脚太りに直結する食べ物の1つ。ケーキやクッキーなどが大好きな人は、脚やせのためには控えたほうが良いでしょう。
また、主食の1つであるパンにも砂糖とバターがたっぷり含まれているので、脚やせしたいなら避けたいところ。「脂質」と「糖質」のコラボは、太る原因になるナンバーワンの組み合わせなので、焼肉とご飯の組み合わせにも同じような効果があります。
美味しい食べ物は太る原因になることが多いですが、まったく食べないとストレスがたまるので、たまには解放デーを作ると良いですよ。目安としては、1~2週間に1回くらいのペースがオススメです。
短期間で脚やせ効果が高まる「脚やせ食材」
では、短期間でも脚やせ効果を高めてくれる「脚やせ食材」には、どんな食べ物があるのでしょうか? 毎日の食事に上手に取り入れて、脚やせのみならず、全身ダイエットの効果も高めていきましょう。
デトックス効果のある「カリウム」
短期間で脚やせの効果が高まる食材は、デトックス効果のある「カリウム」です。カリウムには、体の中の余計な塩分や水分を排出する効果があるので、むくみ解消に効果的です。
脚やせするには、まず「むくみ」を解消することが先決なので、カリウムを食生活に取り入れれば、わりと短期間で脚やせするのも可能ですよ。
カリウムは野菜や果物に多く含まれていて、とくにオススメなのがバナナ・ほうれん草・納豆などです。塩分の多い食事をしてしまった後に食べるのも効果的です。
代謝を活発にする「ビタミンB群」
脚がむくむと代謝が低下して、脂肪がつきやすくなり、すでについている脂肪も落ちにくくなります。そのため、代謝を活発にするビタミンB群を積極的に食べると脚やせできます。
ビタミンB群は糖代謝を活発にする効果もあるので、甘い物や炭水化物がやめられない人にもオススメ。また、ジャンクフードに含まれる食品添加物によってビタミンB群が大量に消費されてしまうので、ジャンクフードを控えることも代謝を高めるためには必要です。
脚太りの原因になる食べ物をなるべく控えて、ビタミンB群を積極的に摂れば脚やせ効果が高まりますよ。ビタミンB群は色々な食べ物に含まれていますが、レバーや貝類、うなぎやゴマなどがオススメです。
血行を良くする「体を温める食べ物」
脚やせ効果を高めるには、体を温める食べ物を食べると良いでしょう。脚がむくむと血行が悪くなり、冷えやすくなってしまうので、脚やせするには血行を良くすることが大切です。
生姜やニンニクなどの辛みがある食材や、大根やゴボウなどの根菜類は、体を温めて血行を良くする効果がある食べ物です。食物繊維も豊富なのでデトックス効果があり、脚のむくみを解消するのに効果的ですよ。
便秘を解消する「食物繊維」
便秘体質の人はむくみやすく、脚が太くなりやすい特徴があります。便秘を解消できれば意外と短期間で脚やせすることが可能になるので、便秘を解消する効果のある「食物繊維」を摂るようにすると良いでしょう。
根菜類などに含まれる不溶性食物繊維と、海藻類などに含まれる水溶性食物繊維をバランスよく食べて、体の中にたまった不要な物を排出しましょう。
便秘解消の効果でおなじみの「乳酸菌」も一緒に摂るのがオススメ。食物繊維は乳酸菌のエサになるので、一緒に摂ると腸内環境が改善され、便秘が解消しやすくなります。便秘さえ解消できれば体質が改善するので、脚やせ効果が高まりますよ。
筋肉を増やして脂肪を減らす「タンパク質」
むくみを解消するには、脚の筋肉を増やすと効果的です。脚の筋肉が少ないと血行が悪くなり、むくみやすくなってしまうので、筋肉を増やす効果のあるタンパク質を摂ると効果的。
筋肉量が増えれば脚の脂肪を減らすことができるので、効率的に脚やせすることができます。タンパク質の中でもオススメの脚やせ食材は、以下の3つです。
- 納豆
- 鶏のささみ
- 魚介類
タンパク質というと、肉や魚が思い浮かびますが、なるべく脂質が含まれていないタンパク質を摂ることが脚やせには必要です。肉なら鶏のささみや赤身肉、魚なら青魚がオススメ。
また、納豆は植物性タンパク質が豊富で、食物繊維も含まれているのでとくにオススメです。納豆は低カロリーで栄養満点なので、脚やせしたいなら絶対に欠かせない食べ物の1つ。
タコやイカなどの魚介類も、低カロリーのタンパク質としてオススメです。短期間で脚やせしたいなら、タンパク質は毎食で食べることをオススメします。
むくみを解消する「クエン酸」「ビタミンC」
筋肉が多ければむくみにくいはずですが、実は筋肉のある足でもむくむことがあります。その原因は「筋肉太り」で、筋肉太りになると血行が悪くなり、リンパの流れも悪くなってむくんでしまうのです。
筋肉太りとむくみを解消するには、クエン酸やビタミンCがオススメ。血流を良くして老廃物を排出するとともに、筋肉を柔らかくする効果があります。
クエン酸は、レモンやグレープフルーツ、梅やみかんなどの果物に多く含まれています。またビタミンCは、パプリカやパセリ、キウイやいちごなどに多く含まれています。疲れを取る効果もあるので、運動で疲労が残ってしまう人にもオススメですよ。
むくみを解消して脚やせするなら「水分」もしっかり飲んで!
脚太りする食べ物と、脚やせ食材を一気にご紹介しました。むくみを解消するだけで脂肪が燃焼しやすくなり、短期間でも脚が劇的に変化する可能性があります。
でも、食べ物だけでなく、飲み物にも気をつけたいところ。むくみを解消するために飲み物を控えてしまう人が多いですが、実は「水」を飲むほうがむくみを解消しやすくなります。
水のせいでむくむ原因は、一度に大量の水を飲むことなので、小まめに水分補給をすればむしろむくみを解消してくれますよ。
ただし、カフェインは摂り過ぎに注意しましょう。利尿作用があるのでむくみを解消してくれそうですが、むくみ解消に必要なミネラルを排出してしまうのです。
コーヒーやお茶などは1日1~2杯にとどめ、基本的には水で水分補給するようにしましょう。血行が良くなり代謝がアップして、脚やせ効果が高まりますよ。
食べ物を改善すれば脚やせは意外と簡単だった!
脚やせ食材と脚太りする食べ物をご紹介しました。食事を改善するだけで脚やせが可能なので、意外と簡単ですよね。今までなかなか脚が細くならなかった人は、ぜひ食事を改善してみてくださいね。
脚太りする食べ物を控え、脚やせ食材に改善すれば、短期間で脚やせすることも可能です。
水分補給に気をつけて、マッサージや運動も継続していきましょう。