スクワットは筋トレのイメージが強いですが、じつはダイエットに効果的なんです。
「でも、太ももが太くなるんじゃないの?」という心配があるかもしれませんが、大丈夫です。
程よく筋力をアップして、痩せやすい体になることができますよ。
では、スクワットのダイエット効果について見ていきましょう。
目次
スクワットのダイエット効果
スクワットは筋トレというイメージから、無酸素運動で痩せないと思っている人が多いですよね。でも、意外とダイエット効果も高いんですよ。
①筋力がアップして代謝もアップする
スクワットは、太ももやお尻など、筋肉に負荷のかかるエクササイズです。
そのため筋肉量がふえて、代謝がアップすると考えられます。
筋肉量が増えると燃焼率が高くなり、脂肪が減っていきます。
これが最大のダイエット効果なんですね。
②下半身痩せ・太もも痩せができる
太ももは脂肪が多い場所ですから、脂肪を減らして、筋肉を増やすことで引き締め効果が期待できます。
そのため、下半身痩せや太もも痩せに効果があるしょう。
また血行がわるくなりやすい場所なので、スクワットをすると血行も良くなりますよ。
③小尻になる・ヒップアップ効果がある
スクワットは、ヒップアップ効果もあると言われています。
お尻がツンと上向きになることで、足が長く見える効果もあります。
またパンツスタイルの時にお尻のラインがきれいだと、カッコイイですよね。
そんなダイエット効果抜群のスクワットのやり方を見ていきましょう。
毎日やるの?スクワットの回数と正しいやり方
スクワットは、見た目は単純なエクササイズですが、見た目以上にハードな運動です。
ダイエット目的の場合には、どれくらいの回数をどれくらいの頻度で行ったら良いのでしょうか。
①スクワットの回数
今まで運動をしていなかった人は、スクワットがかなりハードな運動に感じるはずです。
その場合には、1日に5~10回程度でもOKです。
いきなり回数を気にするよりも、正しいフォームで行うほうが大事です。
慣れてきたら、1日30~50回くらいが目安となります。
一度にやるのではなく、10回を1セットとして数回に分けてやってみましょう。
②スクワットは毎日やるの?
スクワットの頻度は毎日やっても良いのですが、筋肉に負荷がかかるため、適度に休息したほうが良いでしょう。そのほうが筋肉量がふえて、代謝がアップします。
だいたい3日やったら1日休むというペースがベストでしょう。
筋肉痛で痛すぎるときは、無理せず休むようにしてくださいね。
③スクワットの正しいやり方
スクワットは、間違ったやり方でやっても意味がありません。
それでは効果がないばかりか、体を痛めてしまうので注意が必要です。
では正しいスクワットのやり方をご紹介しましょう。
これが基本のスクワットですが、足を広く開いて行う「ワイドスタンススクワット」や腰を落とす深さが浅い「ハーフスクワット」、足を縦にひらいて行う「スプリットスクワット」などがあります。
その他にも股関節をほぐす「骨盤スクワット」や、初心者でもできる「壁スクワット」などもあります。
スクワットのデメリット・注意点
スクワットの正しいやり方がわかったところで、スクワットのデメリットと注意点をご紹介します。
膝を伸ばしきると、膝を痛める
スクワットの正しいやり方は、腰を落とした状態から立ち上がるとき、膝を伸ばしきらないのがポイントです。
膝を伸ばしきってしまうと、膝を痛める可能性がありますので気をつけてください。
消費カロリーが少ない
スクワットの消費カロリーは、1回あたり0.42キロカロリーと非常に少ないです。
そのためスクワットだけで減量しようとすると、失敗する可能性が高いです。
スクワットだけを日課にするとしても、体重は気にしないようにしたほうが良いでしょう。
そのほうが結果が出やすいですよ。
回数を多くしすぎると太ももが太くなることもある
スクワットは筋トレの一種ですが、スクワットで足が太くなることはありません。
といっても、スクワットの回数が多すぎると、筋肉が大きくなり過ぎる可能性はあります。
つまり、やり過ぎると足が太くなるかもしれないので、気をつけましょう。
スクワットダイエットはスタイルを強化する
スクワットダイエットを続けていると、スタイルが良くなってくるのを感じるはずです。
余計な脂肪が減っていき、筋力がアップして太りにくくなるのです。
そして体が全体的に引き締まってくるのを感じられるでしょう。
おしゃれをするのも楽しくなり、スクワットをしないではいられなくなるというように、病みつきになってしまう人もいるようです。
健康維持のためにもスクワットは効果的ですから、ぜひ続けて頂きたいと思います。
若い人から高齢者まで、健康維持とスタイル維持のためにスクワットをやってみてくださいね。