玉ねぎダイエットの効果をアップするレシピ!
毎日の食卓で利用されることが多い「玉ねぎ」。
こんな身近な食材でダイエットできるなら、簡単そうですよね。
ところで玉ねぎに含まれている成分は、加熱すると失われるのか気になりませんか?
玉ねぎに含まれている成分の中には、加熱によって失われる成分もあります。
でも加熱することで、血液サラサラ効果はアップすることがわかっています。
だから結論としては、生も加熱も両方食べるのがダイエット効果に良いということになります。
玉ねぎダイエットの方法は簡単で、食事制限もなく、リバウンドも少ないのが嬉しいポイント。
毎日玉ねぎを食べるだけなので、今日からでも始めることができます。
そんな玉ねぎダイエットの方法や効果、簡単にできるレシピをご紹介します。
まずは加熱と生のそれぞれの効果について見ていきましょう。
目次
玉ねぎダイエットの効果|加熱と生では効果が変わる?
玉ねぎダイエットの方法は簡単なのに、効果はバツグンなんです。
生で食べても、加熱調理して食べても、どちらでもOK!
では、それぞれの効果を見ていきましょう。
玉ねぎを加熱すると血液サラサラ効果がアップ!
玉ねぎに血液サラサラ効果があるのは、わりと有名ですよね。
じつは玉ねぎを加熱することで、血液サラサラ効果がアップすると言われています。
では、血液がサラサラになると、どのような効果があるのでしょうか?
◆疲労回復効果
玉ねぎには疲労回復効果があると言われていますが、これは血液サラサラ効果によって、疲労物質を排出できるからです。
玉ねぎに含まれている「硫化プロピル(硫化アリルの一種)」という成分は、加熱することで別の物質に変化します。
この変化した物質にこそ、血液サラサラ効果があるのです。
そのため玉ねぎを加熱したほうが、疲労回復効果もアップすると考えて良いでしょう。
◆代謝アップ
血液がサラサラになるということは、血行が良くなり、代謝がアップするということです。
そのためダイエット効果が期待できますね。
生玉ねぎにも素晴らしい効果がありますが、毎日ではちょっとツライですよね。
たまには食べ方を変えて、加熱したり、生で食べたりすると、飽きが来なくてオススメです。
◆コレステロールを下げる
玉ねぎに含まれる「硫化プロピル」が加熱によって変化した成分には、コレステロールを下げるはたらきがあります。
コレステロールは動脈硬化や高血圧の原因になるので、できるだけ排出したいですよね。
毎日玉ねぎを食べることで、コレステロールを減らす効果があると言われています。
そのため、ダイエット効果が期待できるというわけですね。
玉ねぎダイエットの効果は、おもに硫化アリルの効能
硫化アリルは玉ねぎやニンニク、ニラなどに含まれている成分です。
どれも臭い食材ばかりですね。それもそのはず、硫化アリルこそが口が臭くなる成分なのです。
また玉ねぎを食べ過ぎると(とくに生玉ねぎ)、下痢になることもありますので、食べ過ぎにはご注意ください。
そんな硫化アリルが玉ねぎダイエットのおもな効果になりますが、加熱すると失われてしまいます。
そのため以下のダイエット効果がほしいなら、生玉ねぎを食べることをオススメします。
◆代謝アップ・脂肪燃焼効果
加熱した玉ねぎにも代謝アップの効果がありますが、生玉ねぎでも代謝アップできます。
玉ねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を良くする効果があります。
ビタミンB1は豚肉などに含まれていて、代謝をうながす作用があります。
そのため豚肉と玉ねぎを一緒に食べると良いでしょう。
また玉ねぎに含まれている「ケルセチン」というポリフェノールには、脂肪を燃焼する効果があります。
とくに内臓脂肪を排出する効果があるので、ダイエット効果としては最高ですね。
◆むくみ・便秘を解消するデトックス効果
玉ねぎには食物繊維が含まれていて、その中の「フルクタン」という水溶性食物繊維には、便秘解消の効果があります。
またポリフェノールの一種である「ケルセチン」には、体内の老廃物を排出する「デトックス効果」があります。
そのため腸内環境を整えるとともに、むくみも解消してくれるんですね。
これはなかなか嬉しい効果です。
また玉ねぎには「カリウム」も含まれているので、デトックスの相乗効果が生まれるというワケです。
◆血糖値を下げ、脂肪を吸収しにくくする
玉ねぎに含まれる硫化アリル(硫化プロピル)は、糖を代謝させることで、血糖値を下げるはたらきがあります。
血糖値の上昇をおさえれば、脂肪が吸収されにくくなり、太りにくくなります。
食事の最初に食べることで、血糖値の上昇をおさえるとともに、食物繊維による満腹感も得られます。
食べるタイミングの指定はとくにありませんが、食前に食べるとより効果的です。
玉ねぎダイエットの方法は?
玉ねぎダイエットの効果がわかったところで、どんなやり方なのか、ダイエット方法を見ていきましょう。
1日に食べる玉ねぎは50gまで
玉ねぎダイエットの方法は、1日に50gまでの玉ねぎを食べるだけです。
なんて簡単なんでしょうね。
玉ねぎは加熱するとカサが減るので、ダイエットだからと言って食べ過ぎないようにしましょう。
たくさん食べたからと言って効果は変わらないので、適量を守ることです。
食べ過ぎると下痢になる恐れがありますので、注意しましょう。
毎日食べる・食べる時間はいつでもOK
玉ねぎダイエットのルールは、とにかく毎日食べること。
即効性のあるダイエット方法ではありませんが、食事制限もないので続けやすいです。
そのため玉ねぎダイエットの効果は、ゆるやかに表れてきます。
つまり長期的にダイエットすることが望ましいということです。
また食べる時間はいつでもOKですが、先ほど言ったように、食前に食べるとより効果が得られます。
玉ねぎを干すと、ポリフェノールが3倍に増える
玉ねぎダイエットは、「ケルセチン」というポリフェノールの効果も大きく影響しています。
このケルセチンという成分は、玉ねぎ本体にも含まれているのですが、おもに玉ねぎの皮に含まれていることがわかっています。
ケルセチンは血液をサラサラにしたり、脂肪を燃焼する効果があります。
ケルセチンは、玉ねぎを干すことで3倍に増えると言われていますので、水で洗って天日干しすると良いでしょう。
玉ねぎダイエットの効果をアップするレシピ
ひと通り、玉ねぎダイエットの効果をご紹介しましたが、どんな食べ方が効果的なのかご紹介しましょう。
玉ねぎサラダなら手軽にダイエット
玉ねぎサラダは、冷蔵庫にある食材で手軽に作れて、すぐに食べられるので便利ですよね。
食材はお好みで、何を入れてもOKです。
そして、ここで使うのが「玉ねぎヨーグルト」です。
玉ねぎとヨーグルトを混ぜたものに、マヨネーズを少し加えてドレッシング風にします。
それに好きな野菜を入れて混ぜたら完成です。
玉ねぎとヨーグルトの作り方は、こちらをご覧ください。
便秘解消効果がスゴイと話題になっています。
▶玉ねぎヨーグルトでダイエット|腸活で痩せる効果と食べ方アレンジ
皮を使う「玉ねぎ茶」はポリフェノールたっぷり
玉ねぎの皮に含まれている「ケルセチン」というポリフェノールを存分に利用したいなら、皮を干してお茶にすると良いでしょう。
- 玉ねぎの皮2~3個分を水で洗って、そのまま干します。
- 半日くらい干すと良いでしょう。
- 水500mlを沸かし、皮を入れて3分ほど煮込みましょう。
- 皮を取りのぞいて冷まし、お好みで冷やして飲んでも良いでしょう。
玉ねぎの皮は、水気がなくなるまで乾かすだけでもOKです。
ただしポリフェノールの量を増やしたいなら、天日干しすることをオススメします。
玉ねぎダイエットなら「スープ」が簡単で美味しい
玉ねぎを加熱すると、血液サラサラ効果がアップするとお伝えしましたね。
長時間煮込むほど、その成分が凝縮されると言われています。
「それなら煮物でもいいんじゃないの?」と思いますが、玉ねぎの成分は、水に溶けだす性質があります。
そのため煮汁まで飲むのはツラいので、スープにしたほうが良いでしょう。
抗酸化作用UP!皮まで簡単オニオンスープ by キレイ研究室
玉ねぎの皮まで使った玉ねぎスープのレシピです。
これならケルセチンもしっかり摂れるので、ダイエット効果が高そうです。
- 最初に玉ねぎの皮を煮込んで、茶色くなったら火を止めます。
- 玉ねぎをスライスして、あめ色になるまで炒めます。
- そこに①を入れて、コンソメを溶かし入れたら煮込んで完成です。
- 完成品を耐熱容器に入れ、チーズをのせてオーブンで焼くと、オニオングラタンスープ風になります。
チーズの焦げ目が香ばしくて、美味しそうですね。
玉ねぎダイエットで毎日を元気に過ごそう!
玉ねぎダイエットの効果や方法、レシピなどをご紹介しました。
身近な食材で、こんなにもダイエット効果があるのは嬉しいですよね。
ぜひ毎日の生活に取り入れて、元気モリモリで過ごしましょう。
玉ねぎダイエットは簡単で効果もバツグン!
食事制限もないので、長期ダイエットに活用すれば、リバウンドなし!