「じゃがいもって太るんじゃないの?」
そう思っている人は多いと思います。
じつは、意外にもカロリーが低いんですね。
じゃがいも100gあたり76キロカロリーと低カロリーなんです。
でも、じゃがいもダイエットのスゴさは、それだけではありません。
それをこれからご紹介していきますね。
目次
じゃがいもダイエットの痩せる効果
じゃがいもは炭水化物です。ご飯と同じ糖質なんですね。
「じゃぁやっぱり太るじゃん!」と思うかもしれませんが、じつはそうではないんです。
①レジスタントスターチで脂肪になりにくい
レジスタントスターチとは、「難消化性でんぷん」と呼ばれ、消化・吸収がゆるやかなんです。消化吸収がゆるやかということは、血糖値の急上昇をふせいでくれるんですね。つまり脂肪になりにくいということ。
このレジスタントスターチって、どこかで聞いたことありませんか?
そうです、「冷やご飯」です。
おにぎりダイエットでもお伝えしたように、冷やご飯を食べると太りにくくなるんです。
また冷やご飯と同じように、じゃがいもも冷やしてから食べることで、レジスタントスターチの量が2倍に増えると言われています。
②満腹感があり、腹持ちも良い
じゃがいもダイエットの痩せる効果は、満腹感があるということ。
これはじゃがいもに含まれる食物繊維やペプチドのはたらきによる効果です。
カロリーを抑え、満腹感があり、脂肪がつきにくく、便秘解消もできる。
しかも、腹持ちが良いと言われています。
じゃがいもダイエットの悪い部分が、今のところ見つかりません。
ただし、いくら痩せる効果があるからといって、食べすぎは厳禁ですよ。
③カリウムによりむくみ解消効果
じゃがいもにはカリウムが含まれています。
カリウムは体内の余計な水分や塩分を排出してくれるので、血行を促進してむくみを解消してくれるんです。冷え性の改善の効果も期待できます。
④ポテトプロテインで代謝アップ
じゃがいもには、「ポテトプロテイン」と呼ばれるタンパク質が含まれています。
タンパク質は代謝をアップさせるはたらきがあるため、ダイエットに有効なんですね。
タンパク質ですから、筋肉量も増えて代謝がアップするということです。
じゃがいもダイエットのやり方・方法
じゃがいもダイエットは、やり方をまちがえると逆に太ってしまったという人もいます。
正しい方法で痩せる効果を最大限に引き出しましょう。
①食前30分にじゃがいもを1個たべる
じゃがいもには食物繊維が含まれていますので、便秘解消効果と満腹感を得ることができます。
食前にじゃがいもを1個たべることで、食べすぎを防止してくれるんですね。
しょくじの30分くらい前が良いでしょう。
調理法は、ふかす、茹でる、焼くが良いでしょう。
揚げるのは高カロリーになるので、フライドポテトはNGですよ。
またじゃがいもにかける調味料ですが、マヨネーズやバターなどの高カロリーなものはダメですよ。
どうしてもポテトサラダが食べたいなら、マヨネーズの量を最小限まで減らし、ヨーグルトを足せば酸味の利いた美味しいポテトサラダになります。違和感はほとんど感じませんよ。
②ご飯は控える
じゃがいもダイエットのやり方は、炭水化物つまりご飯を食べないという方法です。
カロリーを考えても、糖質の面からしても、じゃがいもとご飯を食べてしまうとアウトです。
あくまでも、じゃがいもで満腹感を得てから食事をして、食べすぎを防ぐという方法です。
じゃがいもも炭水化物ですが、カロリーはご飯の半分以下だということです。
だからご飯の代わりにじゃがいもを食べれば、カロリーカットできるというわけですね。
③水を飲む
じゃがいもダイエットの方法は、水を飲むことです。
じゃがいもには食物繊維が含まれていますから、水を飲むことでお腹の中でより膨らむということですね。
水を飲まないと、便が硬くなってしまう可能性がありますので気をつけてください。
またレジスタントスターチも、水分を摂ることで膨らむ性質があります。
じゃがいもダイエットは、栄養バランス良く食べる
じゃがいもダイエットの効果について、ご紹介しました。
じゃがいもには、そんな効果があるなんて驚きでしたね。
中には、じゃがいもだけ食べて痩せようとする人がいますが、おすすめできません。
海外の人が、好きなだけじゃがいもを食べて痩せたということで話題になりましたが、じゃがいもだけでなく、栄養バランスを考えた食事をする方が痩せます。
じゃがいもだけでは補えない栄養を摂るようにしましょう。